著者: 川西 康之

ま、いいか。

  • 投稿日: 2018年12月14日 著者:            川西 康之

長男が朝、着替えた後に、パジャマを脱ぎ捨てている。
「こら〜!脱いだパジャマをちゃんと片付けなさ〜い!」

長女が夜、食べ終えた食器をそのままにして弟と走り回っている。
「こら〜!食べたら食器を流しに下げる〜!」

次男が大好きな餅を食べている。気がつくと餅を手に走り回っている。
「こら〜!食べるときは座って食べなさ〜い!」

次女がお風呂上がり、裸で部屋中を駆け回っている。
「こら〜!おふろ上がったら、さっさとパジャマを着なさ〜い!」
 
 
しかし私の声は、まるで存在すらしなかったかのごとく、子供達は私の指示に従わない。
はあ・・・・・・・・・

 

 

ま、いいか(笑)


長男と二人で旅行に。香川県の高松から小豆島に行くフェリーから夕日を眺める。
アヒルがジェットを吹いてぶっ飛んでる様に・・・見えま・・せんかね(笑)。


小豆島の四方指展望台(標高777m)からパチリ!

バランスを♪

  • 投稿日: 2018年04月27日 著者:            川西 康之

医師になって12年、研究者の世界に入って7年が過ぎ、最近ふと感じることは、バランスをとることって大切だな〜ということです。

例えば、母乳が子供の成長にとって好ましい影響がある、という報告はたくさんあって、助産師さんも産婦人科医も、妊娠中から出産後まで、お母さんが母乳で育てられるように一生懸命応援してくれます。しかし一方で、どうしても母乳が出なかったり、赤ちゃんが吸えなかったり、はたまた持病で内服している薬のため飲ませられなかったりと、様々な理由で母乳栄養ができない状況の方々もいらっしゃいます。すると、お母さんはどうしても自責の念を強めてしまいがちで、産後はただでさえ気持ちが落ち込みやすいのに、母乳栄養ができないことで、抑うつ症状が悪化してしまったりすることもあります。もう少しミルクの価値を見直してもいいのではないかなぁ、と感じています。

他の話題では、例えば日光浴なんかも最近は評判があまりよくないようで、日光は肌に悪いからと、子供に日焼け止めを塗って日光に当たらないようにしたりする方を見かけることもある気がします。昔は母子手帳にも、日光浴をしましょうと記載されていたのが近年なくなってしまいました。

もちろん、真夏の暑い炎天下に晒し続けると、熱中症のリスクが上がりますので、気をつけなければいけないのは当然ですが、一方で日光浴は10−15分ほどで体の中にビタミンDを作りますので、骨を強くしたり、アレルギーを予防したりする効果もあります。特に朝日を浴びることは、体内時計をリセットしてくれますし、セロトニンというストレス解消に作用する神経伝達物質も増やしますので、気持ちを明るくします。また夜のメラトニンを増やして睡眠をよくする効果も期待できます。

そのようなわけで、いろいろなことの効果やデメリットが明らかになると、ついそちらに傾きがちになるのですが、当然メリットとデメリットが出てきますので、どちらも知った上で、上手にバランスを取れたらいいなぁ、と思いますが、みなさんはいかが思われますか?

最後に、、、

私ごととしては、この4月からまた臨床医として働くことになりましたが、赤ちゃん学研究センターにも在籍させていただき、研究者としての活動も続けております。医師としての臨床と研究のバランスをとって、あと家庭と仕事のバランスをとって、ついでに父親と夫のバランスもとって、、、バランスに気をつけ過ぎないように、バランスを取りたいと思います(笑)

幼稚園での親子イベント

  • 投稿日: 2017年06月19日 著者:            川西 康之

週末に幼稚園の親子イベントに参加してきました。

最初は次男(年長さん)からで、与えられたテーマは、絵の具と紙ねんどを使った、ペンたてのデコレーション。

白い紙ねんどに、絵の具をちょぴっと混ぜ込んで、コネコネすると、綺麗な色のカラーねんどになるとのこと。それを自由に組み合わせて、オリジナルペンたてを作ってください、と(!?)。

最初はなんとなく、周囲にデコレーション得意そうなお母さんばかりに見えて、妻が用事で僕しかいなかったこともあり、「わたしゃ大丈夫なのかなー」と心配しつつ、、まばらに見つけるお父さんに知り合いはいないけど、勝手に「お父さん同盟」を結んだ気になって勇気を奮い立たせ、いざ、カラーねんどデコレーション!

子どもにどんなものを作りたいのか聞きながら、「絵の具を混ぜて、コネコネ作業」は子どもにやってもらいつつ。でも結局、幼稚園児の力では、ねんどがうまく絵の具と混ざりきらないので、最後はこっちで仕上げのコネコネ。

できたカラーねんどから、「形を作る作業」もだいたいは僕の担当で、、それならば、と、せめて「くっつけ作業」を子どもにお願いしてみると、やっぱりヘンテコにはっつけたりしていて、直したくなってしまって、手が出そうになるのを抑えることができたり、手が出て直してしまったり(汗)

ああ、こうやってさりげなく手を出すことで、子どもは傷ついてるのではないだろうか、と思って、思い切っていろいろな作業を任せきってみると、やっぱりできなかったり、ヘンテコになってしまったりで「パパこれやってー」と(笑)

そうか、重要なのは、手伝うことと、やらせてみることのバランスか!?と今更ながら悟り、なるべくやってみてもらおうとするが、ついつい手が出てしまい、結局、こんなんできました。って、ほとんど僕ですかね(汗)

   
 わかめと思って作ったものが、    
 「うみへびだよ〜」「え?」

ねんどのようなものをコネコネするのは、心が躍る感じがしてきて、なぜか気がついたら子どもそっちのけで(周囲も 笑)、結局大人でけっこう作ってしまいました(^^;)

次女(年少さん)は、テーマが万華鏡で、同じく紙ねんどでデコレーションでした。

くまさん、唇ありましたっけ?

二人ともとりあえず、自分もかかわったぞ感は感じてくれたようで(と思いたい)、できたものもとっても気に入ってくれた(のかな?)様子で、、よかったよかった!

ということで、僕も、子どもとじっくり関われたり、久しぶりにねんどに触れたりと、とっても嬉し楽しい気持ちで過ごせた週末でした。

いつか、子育てが落ち着いたら、陶芸教室に通ってみようかな?
みなさんも、趣味で何か初めて見るのは、いかがでしょうか〜?って、6月からってありますかね(^^;)

おまけ

先日ガラス越しに、次女から手のひらクイズが初登場。

次女(両手をピースして)「これなーんだ?」
ぼく「うーん、なにかなー、、、わかった、かにさん!」
次女「正解!」
  (次に、両手をパーにして)「これ、なーんだ?」
ぼく「うーん、なにかな〜、、、(本当にわからん。。)、わかった、うさぎさん!」
次女「はずれ〜」
ぼく「う〜ん、、、ぞうさん!」
次女「はずれ〜」
ぼく「・・・(こ、これは本当にむずかしいぞ、、)、、、じゃあ、ねこちゃん!」
次女「はずれ〜」
ぼく「・・・(こういうときは、ど、どうしたらいいんだ??)、、うーん、、、い、いぬ!」
次女「せいかーい!」
ぼく「や、やった〜(汗)!」

夏の思い出は

  • 投稿日: 2016年09月13日 著者:            川西 康之

4月にこちらに赴任してから早5ヶ月、あっという間に一年の約半分が過ぎようとしていて、少しビックリする今日この頃。

 木津川に来て初めての夏は、いままで体験したことのない暑さにおののきつつも、なんとか夏バテすることもなく過ぎていった。無事に夜涼しさを楽しめる頃を迎え、虫のコロコロと鳴く声もここちよい。

 我が家には8歳から2歳まで4人の子供達がいて、毎日を楽しく彩ってくれる。子供達を眺めていると、それぞれがその時感じたことをすぐに思いっきりぶつけ合っていて、楽しい時は嬉しくなって踊りだしたり歌い出したり。悲しいときや、不満を感じたときは、たたきあったり蹴りあったり、ののしりあったりの大げんか。

 もともと自分も4人兄弟(姉2人と妹1人)なので、騒がしい中でも自分の心を落ち着けるのには、慣れている方なのかな、と勝手におもっている。親として少し高いところから眺めているつもりなのに、ついつい子供の感情に巻き込まれてしまうこともしばしば。まあ、大分減ってきていると思うけど、人間なので仕方がないかぁ、と、思いつつ、寛容なこころを高めていきたいなぁ、とも感じつつ。

 この夏、せっかくなので本州の海に行ってみようと考えた。舞鶴?和歌山?三重?なんと、木津川からではどこも遠い。。遠さを感じて腰が重くなるのをなんとか振り切り、娘の友達親子と共に三重の津の海に行くことに。

 海につかってみると、、、!!!なんと暖かいことか!!温水プール!?とおもってしまうほど。北海道では、真夏でも心臓破りの冷たさを当たり前だとおもっていたので、本州の海はあったかいんだなぁ〜!!!と、しみじみと嬉しくなったのでした。子供達はというと、海の暖かさなんぞ気づいてすらおらず、ひたすら大はしゃぎ。海のように広大なところでは、喧嘩をする理由もみあたらないのかなぁ。大自然のふところの深さに感謝しつつ、家路に着きました。
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