教授 板 倉 昭 二
同志社大学赤ちゃん学研究センターは、世界で初めて「赤ちゃん学」の名を冠した研究センターです。
胎児をヒトの始まりとして捉え、新生児、乳児、幼児へと続く人の成り立ちを科学的に検討し、発達のプロセスとそれを推進するメカニズムの解明を目指す学問領域が「赤ちゃん学」です。
本研究センターは、地域・自治体、及び企業と密接に連携して、基礎研究により得られた知見を社会に還元することも大きな目標としています。
私は、2019年9月、初代センター長の小西行郎先生のご逝去に伴い、センター長を引き継ぎました。小西先生が種を蒔いて大事に育てて来られた赤ちゃん学、そして本研究センターをさらに発展させ、世界に向けて最先端の成果を発信すべく、またそうした成果を、未来を担う子どもたちのために、社会に向けて発信できるよう邁進して参ります。今後とも皆さまのご支援を賜りますようお願い申し上げます。