猛暑のこの夏も、やっと過ぎ、急に秋の気配が感じられる頃になりました。
過ぎてしまうとあの暑さも懐かしく・・・。
そのアツイ8月、念願の黒部ダムのトンネルツアーに行ってきました。
このトンネル、黒部ダム建設のために作られた黒部ダム~黒部峡谷を結ぶトンネルです。
一般には公開されていませんが、初夏から初秋までの数回、公募で申し込むことができます。(無料です)
去年は祈りを込めて申し込みましたが、見事に外れ、今年は、たまたま休暇ができたため、ダメ元で申し込んだら当選しました。
(無欲がよかったのか?4.4倍の応募だったそうです。)
前日、黒部立山アルペンルートの立山高原ホテルに宿泊。
前日から台風が近づいていてどうなることかと思いましたが、見事に晴れて、雲海に沈む夕日がばっちり。
そして、夜は満点の星空。天の川も見えました。
さあ、いよいよトンネルツアーの始まりです。
みんなヘルメットをかぶり、まずはバスでトンネルの中を移動します。
そして、黒部川第4発電所 作廊を歩いて、剣山を見に行きます。
いつもと違い、裏側からの剣山が見ることができました。
とってもとってもきれいでした。
それから再びバスに乗り、中島みゆきさんが紅白歌合戦で歌った場所を通り、インクラインという乗り物に乗ります。
高低差456メートルの急斜面を20分で降りていきます。
(その間、どういうわけが、中島みゆきさんの紅白ビデオの映像を見せてくれました)
そして、黒部川第四発電所に到着して、発電される過程を説明していただき、いろいろな装置などを見学しました。
最初に 黒部立山アルペンルートに行った時も、よくぞ、この大変な場所に、このようなダムを建設し、その結果、こうして私たちが黒部の自然を堪能できる喜びに感動しましたが、このトンネルツアーに参加して、今も、そして寒い冬の間も、黒部で電力を供給するために働いてくださっている方々がいるということに感謝感激しました。
そして、広大で雄々しい山々の中に、私たちが人間が生活するための黒部ダムの存在を許容する自然の大きさに 感服し、何度訪れても、いつ訪れても、感動は尽きることがありません。