8階からの景色

8階からの景色

  • 投稿日: 2019年02月08日 著者:              志村 洋子

高所恐怖症でのっぽビルには仕事でない限り行きたくないし、住む予定など全くなかったのだが、諸般の事情で20階建ての8階に住むことになってしまった。

初めて部屋に入ったとき、窓から見える景色は、右手には細かい家並みがぎっしり詰まっていて屋根の波しか見えない。で、左手はというとマンションが1,2,3,4、そして現在進行中のものがほぼ完成間近という、見慣れた「都会」の景色だったので、高所恐怖症をつい忘れて「なんだかなぁ」と呟いてベランダに出てしまった。少し遠くにある丘がきれいに見えるにもかかわらず、どうしたことかあまりにもありふれた景色なので、怖さなんて少しも感じなかったのである。

その後、すぐには毎日住むことができず、時折行く住居になっているのだが、行く度に怖さが減じていて、高所に慣れることができる!と少しだけ嬉しい。最近は、高所が心配で大きな決心して来たにもかかわらず、ベランダで洗濯も干せるようになった。粉雪が下から舞い上がってくるダイナミックな動きも楽しい。

そうです。69歳にして新しい力を獲得したような、ちょっと不思議な気持ちの毎日なのです~(^^♪ タワーマンション高層階に住んでいる友達のところに行ける日も近いかも・・・

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