スタッフのつぶやき

冬の味

  • 投稿日: 2018年01月19日 著者:            西 美香

昔から料理本を見るのが好きです。
レパートリーが増えるからだけでなく、綺麗に盛り付けられた料理や素敵な器を眺めるのが楽しくて。それ以外にも、テレビの料理番組が好きで、段取り良く料理が出来上がる様子は見ていて気持ちが良く、私もあんな風に作れるかしらと、チャレンジしたくなります。

先日も、テレビの料理番組で、女優の有村架純さんが、手料理を披露しているのを見ました。どんな料理かな?っと思って見ていたら、メカジキのレモンソテー。
やっぱり想像通りのオシャレな料理だなあと思いきや、もう一品は、粕汁だったので意外でした。

そういえば粕汁は、冬になるとよく私の母が作ってくれていたなあと、懐かしくなり早速作ることにしました。根菜類やコンニャクに鮭と、具がたくさんの粕汁は、栄養も豊富で何より寒い季節に体が温まります。子供の頃は、酒粕の匂いが苦手で食べられなかったのですが、いつしか大好きになっていました。
我が家の子供達にはあまり食べさせていなかったので、どんな反応をするのかなあと思いながら様子を見ていると、娘も息子も「何これ?美味しい!」と言いながらあっという間に完食しました。この味がわかるなんて、もう大人なんだと嬉しい気持ちになりました。
母から教えてもらったこの味も、子供達に受け継いでいってほしいなあと思います。

金沢と冬と雪(あと保育と音環境のシンポジウム)

  • 投稿日: 2017年12月22日 著者:            谷口 康祐

早いもので年末になりました。
今年のつぶやきも私で最後ということになるそうです。

先日,金沢に行ってきました(出張でですが…)。
その日は,金沢は6年ぶりの大雪でした。

私は札幌出身ですので,雪がないと冬が来たという感じがせず物足りない感じがいたします。
赤ちゃん学研究センターのある木津川の辺りは,1年を通して雪が積もるということがないので,冬をとばして春が来ているように思えます。
(それでも,冬は寒いと感じますが…。)

さて,金沢では,「保育と音環境」のシンポジウムを開催しました。
大雪というコンディションでしたが,多くの方々に参加していただきました。
シンポジウムでは,保育園の音環境の現状や,聞こえが子どもの「ことば」や「こころ」に与える影響などの講演に続いて,保育園の音環境での聞こえの体験や吸音材効果の体験ワークショップがありました。
保育の現場におけることは,保育士や園児の家族といった特定の方々のものと捉えられがちですが,看護師や建築関係などより幅広い職業の方々の力を借りて改善できるものだということを実感しました。よりよい社会に向けて,多くの方々のご尽力が必要であり,そうした協力関係を築いていくことが大切なのだなと改めて考えさせられました。

本年も赤ちゃん学研究センターの活動にご協力いただき誠にありがとうございました。
来年も赤ちゃん学研究センターにご支援,ご協力いただけますようよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。


       雪の金沢         シンポジウムでの吸音材体験コーナー 

愛犬との日々

  • 投稿日: 2017年12月01日 著者:            田島 睦恵

朝晩めっきり寒くなり、布団から出るのもつらくなってきた今日この頃。
そんな中、朝夕愛犬の散歩に行くのが私の日課だ。散歩に行くと一気に目が覚める。
我が家の愛犬は現在2才。トイプードルとマルチーズの、最近でいうハーフ犬だ。
食いしん坊でやんちゃなので、病院に行くことも度々。飼い始めたころは、息子のスウェットズボンのひも(50cm以上!)を食べてしまい慌てて病院へ。またある時は、柔軟剤の詰め替え用の袋を振り回して飲んでしまい、また病院へ。
そんなことが何度もあり、病院でもすっかりおなじみの顔になってしまった。
とにかく誤飲が多く、最初の一年目はハラハラする事ばかり起き、私にとって第二の子育てが始まったような気分だった。

そんなこともあったが、今ではすっかり癒しの存在になっている。お腹を出して仰向けに寝ている姿はなんとも微笑ましい。こちらが座れば、足元にぴったりとくっついて寄ってくる。甘え上手なところもまたかわいい・・・今ではすっかり家族の一員だ。

さて、来年の干支は戌年。いよいよ彼の出番!来年の賀状にのせるとっておきの一枚を撮るのに、只今奮闘中だ。

「赤ちゃん学」の成果を保育と幼児教育の現場にしっかり届けたい

  • 投稿日: 2017年11月09日 著者:            志村 洋子

先々月の小西行郎センター長の“つぶやき”に,とてもハードスケジュールで全国のいろいろなところで講演をされている様子が記されていました。まだ,お読みでないかたは,是非バックナンバーに目をお通しくださいませ。

昨年度は,小西センター長の講演に一緒にいかせていただき,連続で講演すると言う得難い経験をしました。小西先生の講演はパワフルで,聴衆にどんどん質問を投げかけながら,その場でやり取りをするなど,会場を笑いに巻き込みながらのパフォーマンスで、アッという間の90分です。この連続講演は,小西先生がお話しになった後で私が二番手で登壇させてもらいましたので,いわゆる《座があったまって》いてなんとも快適に講演ができました。つまり,センター長を前座にするというビックリの体験をイタシマシタ。

今年はその御縁で,同じ地方に改めて行かせて頂きました。そこで,講演会を企画してくださった方々が口を揃えて話されたのは,「赤ちゃん学」そのものの視点の重要性と、小西先生が昨年度の講演でばっさり切られた「慣習に頼る保育の現状打破」の意義でした。
平成30年度からは、乳幼児の保育と教育にかかわる「保育所保育指針」「幼稚園教育要領」「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」が改訂・改定され,特に0.1.2歳児の保育の重要性を念頭に置いた記載がなされています。これまで,3歳未満児として大きなくくりで提示されていた生活や遊びの姿が,より赤ちゃんや年少幼児のありのままの姿に寄り添った記述になりました。保育と幼児教育の分野では,小学校の教科にあたるものは5つの「領域」となっています。それぞれの発達段階で「育(はぐく)みたい力」を領域にそって実現できるよう,また,保育者が目前の子どもたちのために構成した環境の中で,子ども自身が進んでやり取りしながら探索できるよう,配慮することが基本になっています。最近特に話題になっている「アクティブラーニング」は,すでに保育と幼児教育では当たり前の方法といえましょう。

赤ちゃんの時から「試行錯誤しながら学んでいる」という視点が,正しく理解され保育の活動においても役立つよう,さらに「赤ちゃん学」の紹介に努めたいと燃えて(・・・)います。

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