彼らのあれからと私のこれから

彼らのあれからと私のこれから

  • 投稿日: 2017年03月10日 著者:              秋山 由里

三寒四温を体感する頃になり、川面を覗く季節がそこまで来てくれたようだ。

昨シーズン中、途中からカウントしなくなったから不明だが、アチコチに里子にしてもらった彼らも数えると‥網にかかった彼らは2000を下らない。もしかしたら3000オーバーかも知れない。

小雪が舞い散る中、彼らはバケツや水槽にガラス器その他あらゆる水中で静かに元気に年越しをしてくれた。大寒がりでズボラな私は凍った水面のチェックを怠り、スーイスイっの整列が見られなくなった途端、エサやりすら途絶えてしまった。梅だよりの時期には、彼らがお腹を見せて浮かんでしもてたらコワイので水気からも遠のいてしまった。

シーズンオフも間もなく終了‥もう知らん顔で居られない。
そおれッ!とシャッターを切って来た。

彼らは見事な春を迎えていた。
人間ってダメや、あ、ちゃう、ダメなんは私か。

桜が咲いたら私たちの第二シーズン開幕?
新たなアプローチを練らな‥可愛くて強い彼らと過ごすから?

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