9月病

9月病

  • 投稿日: 2018年09月14日 著者:              渡部 基信

9月になりました。
毎年、普段勤務している病院に不定愁訴の子ども達がやって来る時期です。
今年も例年通り 「疲れた」「お腹が痛い」「頭が痛い」「食欲が無い」…多くは中学生や小学校高学年の大きい子です。採血やエコーや中には内視鏡検査までした子もいましたが、検査では問題ないケースがほとんどです。
共通しているのは、やはり生活リズムの乱れで、夏休み中に朝9時や10時に起きる生活になっていたため、急には戻らないようです。さらに気付いた点をあげますと、
①中学3年で、部活引退後の生活パターンに慣れない。
②部活で帰りが遅いのに、帰ってからもスマホで友達と情報交換?をしなくてはならない中学生(決して皮肉ではなく、現実問題です。)
③塾の宿題が終わらなくて、眠れない。
④ゆっくり眠れる土曜日曜は症状がすくない。

薬を飲めばすぐ解決するような話ではなく、御家族と一緒に考えていく問題と考え、日々診療をしています。

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