単身赴任生活、早3年8ヵ月

単身赴任生活、早3年8ヵ月

  • 投稿日: 2016年07月19日 著者:              松田 佳尚

埼玉在住の妻に会うため、そして4才と1才の息子達に会うために、親父は週末になると帰省する。関西—関東の往復は夜行バスだ。ケチっているのでは決してない。いや、それも少しあるのだが、決め手は到着と出発の時間。土曜日の朝7時に帰宅できるので、家族皆で朝ご飯を『いただきます』。日曜の夜も、家族皆で夕飯を食べ、お風呂に入り、絵本を読んで寝かしつけ、子ども達の寝顔を見てから親父は関西へ戻る。夜10時に家を出れば夜行バスに乗れるのだから、週末ゆっくり家族といれるのである。単身赴任者にはありがたい限りだ。座ってしまえば15分で眠りに落ちる。気がつけば3年と8ヵ月が過ぎた。

こんな生活を繰り返しているからだろう。先日、夜行バスの会社からメールがあり、「お得意様プレゼント」をなるものを貰えることになった。プレゼントは2つから選べる。【Aコース】社長と一緒に食事。【Bコース】ご家庭で楽しめるグルメセットお届け便。・・・Aコースはありがたく辞退させて頂き(笑)、Bコースを選んだ。家族で美味しく頂きました。感謝。

我が子は可愛い。子どものためなら何でもできる。子ども達を持った親世代が本気でそう思っているかぎり、問題アリの世の中でも、きっと良い知恵が出てくる、と楽観している。

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