この度、赤ちゃん学研究センターの山口将典研究員の論文がCognitive Development誌に掲載されました。
【タイトル】
Individual differences in children’s anthropomorphic tendencies to their special objects
【著者】
MasanoriYamaguchi、MengXianwei、MikakoIshibashi、YusukeMoriguchi、HisashiMitsuishi、ShojiItakura
【掲載誌】
Cognitive Development
論文はこちらからご覧ください。
2022年9月18日まではオンラインで全文公開しています。
【概要】
この研究では55組の親子にご協力いただき,ぬいぐるみに対して心を感じるのか,そうした傾向はどのように発達するのかを調べました。その結果,見知らぬぬいぐるみよりも,普段遊びで使っているぬいぐるみに対してより心を感じやすいこと,さらに親がぬいぐるみの心に言及することが多いと,その子どももぬいぐるみに心があると感じやすいことがわかりました。この結果は,子どもが養育者との何気ない日常的な会話からさまざまなことを学んでいることを示唆しています。
文部科学省共同利用・共同研究拠点に認定されている、同志社大学赤ちゃん学研究センター・昭和大学発達障害医療研究所・玉川大学脳科学研究所・生理学研究所が合同で、社会性研究に関する4拠点連携シンポジウムを2022年7月29日(金)に、オンラインにて開催します。
※こちらは関係者に向けて開催されるシンポジウムとなります。
この度、赤ちゃん学研究センターとドイツのテュービンゲン大学との共同研究の成果が、スペインで開催されたWorkshop on Infant Language development(WILD)で発表されました。
【タイトル】Infants’ social preference for artificially sounding native speakers and robot agents
【概要】乳児は、自然音声(ヒトの音声)で話すロボットと人工的な音声で話すロボットのどちらに社会的選好を示すかを調べました。
【発表者】Bauch, A. ,Itakura, S. & Friedrich, C.
詳細はこちらをご覧ください。
赤ちゃん学研究センターでは、計画共同研究の特設枠として2021年度も「赤ちゃん学に関連する新型コロナウイルス感染症に係る研究課題」を公募し、4件の課題が採択されました。その成果発表動画を公開しましたのでご覧ください。
動画はこちらから