この度、赤ちゃん学研究センターの山口将典研究員の論文がCognitive Development誌に掲載されました。
【タイトル】
Individual differences in children’s anthropomorphic tendencies to their special objects
【著者】
MasanoriYamaguchi、MengXianwei、MikakoIshibashi、YusukeMoriguchi、HisashiMitsuishi、ShojiItakura
【掲載誌】
Cognitive Development
論文はこちらからご覧ください。
2022年9月18日まではオンラインで全文公開しています。
【概要】
この研究では55組の親子にご協力いただき,ぬいぐるみに対して心を感じるのか,そうした傾向はどのように発達するのかを調べました。その結果,見知らぬぬいぐるみよりも,普段遊びで使っているぬいぐるみに対してより心を感じやすいこと,さらに親がぬいぐるみの心に言及することが多いと,その子どももぬいぐるみに心があると感じやすいことがわかりました。この結果は,子どもが養育者との何気ない日常的な会話からさまざまなことを学んでいることを示唆しています。