過去の記事

板倉センター長の取材記事が日経新聞に掲載されました

この度、板倉センター長が日本経済新聞社の取材を受け、その記事が2020年9月26日(電子版)に掲載されました。

詳しくはこちらをご覧ください。

赤ちゃん学研究センター 加藤正晴准教授の研究が「Acta Psychologica」に掲載されました

当センター所属 加藤 正晴准教授の研究が「Acta Psychologica」に掲載されました。

【論文タイトル】

Walking and talking independently predict interpersonal impressions

タイトル日本語意訳:並んで歩いている時に相手があなたに好印象を持つかどうかはその時の会話とは別に歩きかたによっても決まる

【著者】Kato, M., Kitagawa, N., Kimura, T., Takano, Y., Takagi, T., Hirose, H., Kashino, M.

【掲載誌】Acta Psychologica, 210, 103172.

論文はこちらからご覧ください。

ごく簡単な内容:
だれかと体の動きが同期する(揃う)とき、その同期量が多いほど相手に好印象を持ちやすいことが知られています。今回の研究では、より自然で実際の生活状況に近い場面でもこの現象が起きるのかを調べ、本人たちが気づいていない状況でも同期の程度が相手に好印象を与えることを示しました。

もう少し詳しく:
この研究では初対面の参加者二人で戸外を並んで歩いてもらって、自由な会話をしてもらいます。そのときの足の動きをセンサーで計測し、(1)会話の盛り上がり度と(2)歩調の同期のそれぞれが相手への印象の変化にどれだけ影響を与えるかをパス解析という統計手法を用いて分析しました。すると、(1)会話が盛り上がるほど相手の印象が向上することもわかりましたがこれとは独立に(2)歩調の同期が揃うほど相手の印象が向上することも示されました。

結論:
私たちは相手の見かけや、言葉によるコミュニケーションを通じて相手を好きになったり嫌いになったりします。
でも、知らず知らずに引き込まれて生じる歩行の同期もまた、対人印象に影響を与える重要なファクターなのです。

第20回日本赤ちゃん学会学術集会で発表しました

9月19日、20日に第20回日本赤ちゃん学会学術集会がオンラインにて開催されました。
赤ちゃん学研究センターからは、ラウンドテーブルの企画が1つ、口頭発表が2件、ポスター発表が4件ありました。
そのうち、孟 憲巍、加藤 正晴、板倉 昭二によるポスター発表(ポスタータイトル「集団優位性認知の初期発達」)がYIA (YoungInvestirator’s Award)を受賞致しました!

 

詳しくはこちらをご覧ください。

第6回赤ちゃん学コロキウム「心の尺度〜生理学的指標を用いた赤ちゃん研究〜」を開催いたしました(報告)

2020年9月26日 第6回赤ちゃん学コロキウムを開催しました。

今回は、石川光彦先生 (京都大学 文学研究科)、平井真洋先生(名古屋大学 情報学研究科)をお招きし、赤ちゃん学コロキウムがオンライン(zoom中継)で、開催されました。

くわしくは、コチラをご覧ください。

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