文部科学省共同利用・共同研究拠点に認定されている、同志社大学赤ちゃん学研究センター・玉川大学脳科学研究所・昭和大学発達障害医療研究所・生理学研究所が合同で、4拠点連携シンポジウム「社会性研究の学際的研究連合の形成に向けて」を2024年3月18日(月)-19日(火)に、玉川大学にて開催します。
当センターからは、板倉センター長、城田研究員が講演を行います。
詳細や参加方法等など詳細は、チラシをご覧ください。
第16回赤ちゃん学コロキウムを開催します!
開催日時: 2024年2月17日(土)13:00~15:00 (途中入退場可能)
参加方法: Zoom(ネット環境にあるPCもしくはスマホが必要)
参加申し込みはこちらよりお願いします。
(申し込み締切:2月17日(土)11:00)
参加無料
2月13日(火)よりお申し込み順で、ZoomのURL等、参加方法に関するメールをお送りいたします。参加詳細メールの送信状況は、赤ちゃん学研究センターの公式 X(旧Twitter)からもご確認いただけます。
■『子どもの遊びを1日の生活からデザインしてみよう』
太田 英伸 先生
子どもは遊びを楽しみながら、色々なことを学び、成長していきます。ただ、どんな遊びが子どもの発達を最適化するのか、まだ明確な答えは出ていません。
そこで最近の研究知見を振り返りながら、どんな遊びを、どんな風に1日の生活の中でデザインすれば、子どもが楽しく自分の興味を伸ばし、社会的コミュニケーションを伸ばすことが可能なのか、皆さんといっしょに考えて行きたいと思います。
■『赤ちゃんの眠りの支援』−研究と実践の架け橋を目指して−
清水 悦子 先生
ひどい夜泣きや寝ぐずりは産後うつや虐待といった深刻な問題の引き金にもなりえます。
私は自身の壮絶な夜泣き体験から、夜泣きのサポート活動を開始し、研究の世界に足を踏み入れながらも、NPO法人を立ち上げて支援活動を継続してきました。
この講座では、「研究と実践の架け橋」的取り組みが他の分野でも活発になることを願い、これまでの支援活動から見えてきた課題を共有し、皆さまと議論できればと思います。
大学関係者、研究者、企業の方、一般の方、学生、どなたでもお気兼ねなくご参加ください!
第15回赤ちゃん学コロキウムを開催します!
開催日時: 2024年1月20日(土)13:00~15:00 (途中入退場可能)
参加方法: Zoom(ネット環境にあるPCもしくはスマホが必要)
参加申し込みはこちらよりお願いします。
(申し込み締切:1月20日(土)11:00)
参加無料
1月15日(月)よりお申し込み順で、ZoomのURL等、参加方法に関するメールをお送りいたします。参加詳細メールの送信状況は、赤ちゃん学研究センターの公式 X(旧Twitter)からもご確認いただけます。
■『音環境と聞こえ・言葉・ストレス』 −「騒がしさ」は子どもの暮らしを変える−
嶋田 容子 先生
子どもは、大人と同じように環境内の音を聞いているわけではありません。子どもの聴覚には雑音から必要な情報を取り出すことが非常に難しく、にぎやかな音環境の影響を大人以上に強く受けます。
言葉の発達・ストレスホルモンなど、音環境が子どもに与える様々な影響についてこれまでに分かっていることを紹介し、現在取り組んでいる研究と、保育者と一緒に進める音環境改善への取り組みについてもお話したいと思っています。
■『こどものための音環境デザイン』
船場 ひさお 先生
赤ちゃんや子どもにとって、良い音環境とはどんなものでしょうか。
日本の保育施設の音環境は、にぎやか過ぎるものがほとんどです。そして“子どもはうるさいのが当たり前だから保育施設がにぎやかなのは仕方がない”として、保育者ですら問題意識を持っていないことが多いようです。でも、部屋の響きを整えると、驚くほど穏やかな保育環境に生まれ変わります。
今回は子ども施設の音環境改善事例やワークショップの様子を紹介しながら、こどものための音環境デザインについて考えていきます。
大学関係者、研究者、企業の方、一般の方、学生、どなたでもお気兼ねなくご参加ください!
第14回赤ちゃん学コロキウムを開催します!
開催日時: 2023年7月15日(土)13:00~15:00
参加方法: Zoom(ネット環境にあるPCもしくはスマホが必要)
参加申し込みはこちらよりお願いします。
(申し込み締切:7月15日(土)11:00)
7月12日(水)よりお申し込み順で、ZoomのURL等、参加方法に関するメールをお送りいたします。参加詳細メールの送信状況は、赤ちゃん学研究センターの公式Twitterからもご確認いただけます。
『実行機能の発達』
― 森口 佑介 先生(京都大学大学院文学研究科 准教授)
実行機能は、目標のために行動や思考をコントロールする力のことを指し、子どもの将来に重要な役割を果たすことが知られています。実行機能は幼児期から青年期にかけて発達しますが、どのように発達するかは十分に明らかになっていません。
本講演では実行機能の発達に及ぼす遺伝的・社会環境的要因の影響に関する講演者らの研究を紹介し、実行機能の発達をいかに支援するかについても考えていきたいと思います。
『「まとまってきたね!」の基盤にあったもの』
― 西山 剛司 先生(SCERTS研究会、大学・保育士養成校等の非常勤講師、公認心理師、
臨床発達心理士SV、学校心理士SV、ガイダンスカウンセラーSV)
養護学校(特別支援学校)で教員として働いていたとき、同僚と「あの子、まとまってきたよね」と言うことがしばしばありました。知的障害や発達障害のある子どもの行動が大人から見て「了解可能なもの」に成ってきたのです。言い換えれば「子どもの実行機能」が育ってきたのだと言うことができます。
そのときに、どのような支援や指導をし、その結果子どもの何が変わってきたのかを、経験の中からお話をしたいと思います。
■ファシリテーター:嶋田容子(同志社大学 赤ちゃん学研究センター)
参加無料、途中入退場可能。大学関係者、研究者、企業の方、一般の方、学生、どなたでもお気兼ねなくご参加ください!