第12回赤ちゃん学コロキウムを開催します

研究者向け
  • 開催期間 2022年11月19日 ~ 2022年11月19日

第12回赤ちゃん学コロキウムを開催します。

【テーマ】「赤ちゃんの目からみる〜シリーズ⑤〜」

◆【日時】2022年11月19日(土)13:00-15:00

◆【参加方法】Zoom参加(ネット環境にあるPCもしくはスマホが必要)

申込フォームより参加受付

11月16日よりお申し込み順で随時参加方法についての詳細をお知らせします。

参加詳細メール送信状況は赤ちゃん学研究センターの公式Twitterからご確認いただけます。

【申込締切】11月19日(土)11時までに申し込みフォームよりお申込みください。

お申込みには「氏名・所属・メールアドレス」が必要です。

◆【概要】

第12回赤ちゃん学コロキウムでは,笠間浩幸先生と小谷卓也先生をお招きし,「砂・土の遊びと科学とアート」をテーマとしてお話いただきます。
遊び研究の第一人者であり,全国各地で大規模な砂場ワークショップを展開する笠間浩幸先生と,子どもにとっての「かがく遊び」の研究と実践の領域を切り拓き,幼・小ほか地域の施設でも「かがく遊び」を実践・指導する小谷卓也先生から,「砂・土のかがく遊び」を中心にお話いただきます。乳幼児期の遊びにおける科学とはアートとは,足場かけとは…科学的視点と豊富な実践を踏まえたお二人の議論は非常に刺激的です。ぜひご参加ください。

◆講演1 「『砂の遊びとアート』と保育」

笠間浩幸先生(同志社女子大学 現代社会学部 教授)

砂遊びは乳幼児の大好きな遊びです。また、楽しみながら子どもの様々な力を自然に引き出す力を持っています。でも、子どもはなぜ砂遊びが好きなのでしょう。また成長に応じて砂遊びはどんなふうに発展していくのでしょう。このことを、6年半にわたるビデオ映像の一部を観ながら、ありきたりと思われる遊びの中に潜む色々な子どもの発達の姿や、大人の果たすべき役割、環境整備の課題等について一緒に考えたいと思います。

◆講演2 「ものと現象と関わる遊びから考える子どもなりの思考の世界」

小谷卓也先生(大阪大谷大学 教育学部 教授)

乳幼児は「教えられる存在」か、「自ら学ぶ存在」か、という問いに対し、近年の発達研究は、「知識」を教えられる存在から、環境に積極的に関わり自ら知識を構成する存在という乳幼児観を提唱しました。

本講座では、この乳幼児観の立場に立ち、「物」と「現象」に関わる遊びの1つとしての「かがく遊び」の理論と実践を紹介します。教科学習とのつながりも念頭に置き、「かがく遊び」の意義や重要性を議論したいと思います。

 

★ファシリテーター:嶋田容子(同志社大学 赤ちゃん学研究センター)

参加無料、途中入退場可能。大学関係者、研究者、企業の方、一般の方、学生、

どなたでもお気兼ねなくご参加ください。

第11回赤ちゃん学コロキウムを開催します

研究者向け
  • 開催期間 2022年8月27日 ~ 2022年8月27日

【第11回赤ちゃん学コロキウム】を開催します。

◆【テーマ】「赤ちゃんの目からみる〜シリーズ④〜」

◆【日時】2022年8月27日(土)13:00-15:00

◆【参加方法】Zoom参加(ネット環境にあるPCもしくはスマホが必要)

申し込みフォームより参加受付

8月23日よりお申し込み順で随時参加方法についての詳細をお知らせします。

参加詳細メール送信状況は赤ちゃん学研究センターの公式Twitterからご確認いただけます。

【申込締切】8月27日(土)11時までに申し込みフォームよりお申込みください。

お申込みには「氏名・所属・メールアドレス」が必要です。

 

◆【概要】昨年度に引き続き、「赤ちゃんの目からみる」に焦点を当て、テーマを共有する研究者と実践者・臨床家をお招きし、それぞれの研究や活動をベースに赤ちゃん学研究とその実践応用について議論します。

 

◆講演1 「報酬処理の視点からみる乳児の学習をサポートする視線」

石川 光彦 先生 (特別研究員)

赤ちゃん学研究センター/ロンドン大学

赤ちゃんは発達早期から他者の視線への感受性が高く、視線は周囲の環境について学習するための重要な情報であることが多くの研究で示されてきました。
本講演では、どのように他者の視線が赤ちゃんの学習をサポートするのかについて、報酬処理の視点から考えていきます。前半では他者と目を合わせるアイコンタクト、後半では他者と同じ対象を視る共同注意についての神経生理学的研究をご紹介します。

 

◆講演2 「日常環境で探る、親子の視線コミュニケーションのなりたち」

山本 寛樹 先生(特別研究員)

北陸先端科学技術大学院大学/大阪大学

視線のやりとりは、赤ちゃんの学習の機会となる重要なコミュニケーションです。多くの研究では、実験室のモニター上で視線のやりとりを再現することで、視線に対する赤ちゃんの情報処理を調べてきました。しかし、実世界において、親子の視線のやりとりがどのような状況で生じるのかについては、あまりわかっていません。
本講演では、ウェアラブル型の視線計測装置を用いた近年の研究を紹介しながら、日常生活での親子の視線のやりとりの生起に関わる要因を考えていきます。

 

 

※ファシリテーター:嶋田容子(同志社大学 赤ちゃん学研究センター)

 

参加無料、途中入退場可能。大学関係者、研究者、企業の方、一般の方、学生、

どなたでもお気兼ねなくご参加ください。

第10回赤ちゃん学コロキウム を開催します。

研究者向け
  • 開催期間 2022年2月19日 ~ 2022年2月19日

【第10回赤ちゃん学コロキウム】を開催します。

◆【テーマ】「赤ちゃんの目からみる〜シリーズ③〜」

◆【日時】2022年2月19日(土)13:00-15:00

◆【参加方法】Zoom参加(ネット環境にあるPCもしくはスマホが必要)

申し込みフォームより参加受付→ https://forms.office.com/r/APc4TE2gVb

2月16日よりお申し込み順で随時参加方法についての詳細をお知らせします。

参加詳細メール送信状況は赤ちゃん学研究センターの公式Twitterからご確認いただけます。

【申込締切】2月19日(土)11時までに申し込みフォームよりお申込みください。

お申込みには「氏名・所属・メールアドレス」が必要です。

 

◆【概要】今年度は、「赤ちゃんの目からみる」に焦点を当て、その分野や活躍する研究者をお招きし、それぞれの研究をベースに赤ちゃん研究の手法について議論します。

 

◆講演1 「胎児期からはじまる自発運動と発達の関連」

儀間 裕貴 先生 (理学療法士/保育士)

東京都立大学大学院 人間健康科学研究科 理学療法科学域 准教授

赤ちゃんは、胎児期のかなり早い段階から身体を「自発的」に動かし、その運動を感じています。自発的とは自らがすすんで行うことを指し、赤ちゃんが能動的に動き、遊び、環境や他者に働きかけることによって、その経験はより良い発達のための大切なエネルギーになります。私は理学療法士として、新生児・乳児がみせる自発運動の不思議さと、その後の発達における重要性に興味を惹かれ、研究してきました。本講座では、多くの先行研究から示されている知見、自身の研究によって検討した知見に基づき、ヒト発達初期における自発運動がもつ発達への役割についてお話ししたいと思います。

 

◆講演2 「早産児に対するディベロップメンタルケアと発達フォローアップ」

藤本 智久 先生(理学療法士/NIDCAP Trainer)

姫路赤十字病院 リハビリテーション科 リハビリテーション技術第一課長

早産児は,在胎週数が短いと筋緊張が低い状態で生まれるため、重力に打ち勝つことができずに、安定した姿勢を保持することが難しい場合があります。すると本来行える自発運動が行いにくくなり、感覚運動経験も少なくなるため、その後の発達が心配されることがあります。しかし現在では,早産児をケアしているNICUにおいて、早産児の自発運動や感覚運動経験を増やすために姿勢を調整するポジショニングなどをはじめとするディベロップメンタルケア(発達を促すケア)が行われています。今回、当院で行っている早産児に対するディベロップメンタルケアとその後の発達フォローアップについてお話ししたいと思います。

 

 

※ファシリテーター:嶋田容子(同志社大学 赤ちゃん学研究センター)

 

参加無料、途中入退場可能。大学関係者、研究者、企業の方、一般の方、学生、

どなたでもお気兼ねなくご参加ください。

第8回 赤ちゃん学コロキウム開催のお知らせ

研究者向け
  • 開催期間 2021年7月3日 ~ 2021年7月3日

【第8回赤ちゃん学コロキウム】を開催します。

◆【テーマ】「赤ちゃんの目からみる〜シリーズ①〜」
◆【日時】2021年7月3日(土)13:00-15:00
◆【参加方法】Zoom参加(ネット環境にあるPCもしくはスマホが必要)
申し込みフォームより参加受付→ https://forms.office.com/r/36Zyr3vkMj
6月30日よりお申し込み順で随時参加方法についての詳細をお知らせします。
参加詳細メール送信状況は赤ちゃん学研究センターの公式Twitterからご確認いただけます。
◆【申込締切】7月3日(土)9時までに申し込みフォームよりお申込みください。お申込みには「氏名・所属・メールアドレス」が必要です。

◆【概要】今年度は、「赤ちゃんの目からみる」に焦点を当て、その分野や活躍する研究者をお招きし、それぞれの研究をベースに赤ちゃん研究の手法について議論します。
◆講演1『赤ちゃんの視覚を成人が追体験する方法を探る』
村上泰介 先生(愛知淑徳大学 創造表現学部 教授)
赤ちゃんの感覚が捉えている世界を成人が追体験するための方法を研究しています。
赤ちゃんの感覚は未分化で成人の感覚とは異なっていたり、それぞれの身体の大きさや比率も異なっていたりするなど様々な点で違いが見られます。それらの心身に関わる赤ちゃんとの違いを、成人が総合的に体験するための装置の開発を進めています。装置は赤ちゃんの身体各部との比率の違いを成人が体感するためのボディスーツの試作を進めており、現在はボディスーツに組み込むための、ヴァーチャル・リアリティ技術を用いた赤ちゃんの視覚を追体験するための方法を研究中です。同装置の製作過程を通して、赤ちゃんの心身の追体験による成人の心身変容について考えます。

◆講演2『「出会われていない環境」を子どもから学ぶ―アフォーダンスを通して見る子どもの世界-』
山本一成 先生(滋賀大学 教育学部学校教育教員養成課程 幼児教育講座 准教授)
みなさんは自分が子どもの頃に見ていた世界を思い出すことができますか?
保育は子どもが生きる世界に寄り添うことで展開していきますが、時に大人と子どもの生きる世界が異なることによって、その難しさや奥深さが露わになります。本講演では「アフォーダンス」(環境に存在する行為の可能性)という概念を手掛かりに、子どもが生きる世界を探求してみたいと思います。生物にとっての「意味」や「価値」が環境の側に存在するというアフォーダンスの思想は、私たちにとっての「出会われていない環境」の存在を教えてくれます。

※ファシリテーター:嶋田容子(同志社大学 赤ちゃん学研究センター)

参加無料、途中入退場可能。大学関係者、研究者、企業の方、一般の方、学生、
どなたでもお気兼ねなくご参加ください。

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