この度、イギリス、ロンドン大学バークベック校のチームと板倉センター長の共著論文が、Infant Behavior and Developmentに掲載されました。
【タイトル】
Cultural influences on face scanning are consistent across infancy and adulthood
邦題:「顔スキャニングの影響は、乳児期から成年期にわたって一貫している」
【著者】
Jennifer X. Haensel a,*, Mitsuhiko Ishikawa b, Shoji Itakura c, Tim J. Smith a,Atsushi Senju
【掲載誌】
Infant Behavior and Development
論文はこちらからご覧ください。
【概要】
本研究は、イギリスおよび日本の乳児と成人を対象に、静止画とダイナミックフェイス(動きのある顔)を呈示し、スキャニングのパターンを分析したものです。その結果、顔のスキャンニングパターンの文化差は、すでに生後1歳までに現れることが分かりました。
この度、Europen Reserach Council、ドイツチームと板倉センター長の共著論文が「Consciousness and Cognition」に掲載されました。
【論文タイトル】
Metacognition and mindreading in young children: A cross-cultural study
【共著者】
Sunae Kim、Beate Sodian、Markus Paulus、Atsushi Senju、Akiko Okuno、Mika Ueno、Shoji Itakura、Joélle Proust
【掲載誌】
Consciousness and Cognition
論文はこちらからご覧ください。
【紹介】
ドイツと日本の幼児を対象に、メタ認知とマインドリーディングの関係を文化比較の観点から検討した。従来、メタ認知とマインドリーディングの関係が言われてきたが、本研究では、そうした関係は見いだせなかった。また、メタ認知は、両国間で差はなかった。
2020年11月12日(木)、板倉センター長が四国大学の赤ちゃん学を学ぶ会にて講演をいたします。
赤ちゃんの心の発達をテーマとして、比較認知発達科学の視点から赤ちゃんがどうやって”こころ”を育んでいくのかを解き明かします。
詳細はこちらをご覧ください。
2020年6月27日 第5回赤ちゃん学コロキウムを開催しました。
今回は、佐々木恭志郎 先生 KYOSHIRO SASAKI(関西大学 総合情報学部 准教授)、郷原皓彦 先生 AKIHIKO GOBARA(立命館大 BKC 社系研究機構 ポストドクトラルフェロー)をお招きし、赤ちゃん学コロキウム初のオンライン(zoom中継)で、開催されました。
詳しくは、コチラをご覧ください。