9月9日(土)に赤ちゃん学カフェ[赤ちゃんの耳で聴く]を開催いたしました。
今回は、大人はたくさんの人の会話や街中の騒音の中でも、自分に関係する音だけを選んで聴き取ることが自然にできるけれど、赤ちゃんにはそれができず幅広い音を選ばずにそのまま聴いてしまっているということ。
だから、赤ちゃんにとって、いろいろな音の中から「必要な」音だけ聴くということは、とても難しいことだとお話しいただきました。
私たち大人とは違う、赤ちゃんにとっての聴こえがわかれば、赤ちゃんにとっての「音の風景」も想像できるかもしれませんね。
大人の人にもそれを想像してもらおうと、目を閉じて音の遠景・近景を絵に描いてもらいました。あらためて、身の回りに多様な音があることに気づいてもらえたようです。
最後に、おうちでもあらためて耳を澄まして、「音のお片付け」(余分な音を減らしたり、吸音性のある柔らかいものを置いたり)、ちょっとしたアクセントになる「音の飾り」を工夫してみては、という提案がありました。
ご参加いただいた方からは、家でもすぐにできそう、家の中の音環境を心地よいものにしたい、という感想をいただきました。
私達も次回からは、音環境にも気にしながら準備を整え皆さまをお迎えしたいと改めて思いました。
今後ともよろしくお願いいたします。