- 開催期間
2020年11月14日 ~
2020年11月14日
【2020年度同志社大学良心学研究センター・赤ちゃん学研究センター合同シンポジウム】のお知らせ(Web開催)
- 【テーマ】「向社会行動はいかに育まれるのか」:パンデミック時代における共感・同情の発達
- 【日時】2020年11月14日(土)13:00-15:00
- 【参加方法】Zoom参加(ネット環境にあるPCもしくはスマホが必要)
→ seminar※あっとまーくakachan.doshisha.ac.jp に
「氏名・所属」をご送信いただければ、11月11日よりお申し込み順で随時参加方法についての詳細をお知らせします。(※あっとまーく を @ に変えてください)
- 【申込締切】11月11日(水)
※定員に余裕がありますので、開催日当日まで受け付けます。
- 【概要】誰もが大事に思う「良心」。しかし、時代によって、地域によって、集団によって、良心はすこしずつその形を違えているように思えます。おそらく人が赤ちゃんから大人へと育つ中で、良心もまた周りの影響を受けながら育っていくからではないでしょうか。ところで良心(conscience)の語源が「共に知る」であるように、良心の背後には必ず他人・社会があるように思えます。良心は個人で存在するのではなく、他者との関わり方の中で生まれるのかもしれません。今回のシンポジウムでは他者との関わり方の一つである道徳と社会福祉をキーワードとして、発達科学者と社会学者のお二人にお話をしていただきます。このコロナ禍のなかで他者との繋がりを再考する、そんなシンポジウムを目指します。
- 講演1『発達早期の道徳性』鹿子木康弘(大阪大学大学院人間科学研究科 准教授)
近年の発達研究により,ヒトには発達の早期から道徳性が備わっていることが明らかにされている。本講演では,講演者が行ってきた発達早期の道徳性に関する研究を紹介する。具体的には,乳児の原初的な同情心や正義感を実証した研究を紹介し,発達早期における道徳性の全容を浮き彫りにしたい。
- 講演2『コンパッションの根源的意味について―キリスト教と社会福祉実践の視点から―』木原活信(同志社大学 社会学部 教授)
コンパッション(共感共苦)の現代的意味と臨床的意味について根源的な問い直し、キリスト教的視座と社会福祉実践を踏まえつつ哲学的に探究していきたい。一方で、動物のコンパッションについても考察していきたい。
※コメンテーター:小原克博、板倉昭二(同志社大学 赤ちゃん学研究センター)
参加無料、途中入退場可能。大学関係者、研究者、企業の方、一般の方、学生、
どなたでもお気兼ねなくご参加ください。
~~~当日のスケジュール(予定)~~~
- 13:00-13:03 司会による開会の挨拶 加藤
- 13:05-13:30 鹿子木康弘先生 トーク
- 13:30-14:00 木原活信先生 トーク
- 14:00-14:10 小原先生コメント
- 14:10-14:20 板倉先生コメント
- 14:20-14:35 パネルディスカッション
- 14:35-15:00 フロアとの交流