調査期間 | 2016年4月1日 ~ 2023年3月31日 |
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研究期間 | 2016年4月1日 ~ 2023年3月31日 |
調査の対象月齢・年齢 | 生後9ヶ月前後 |
募集時の調査の名称 | 乳幼児の事故防止 |
研究の名称(研究計画書の研究課題名) | 乳幼児視点の家庭内事故防止 |
担当研究者 | 渡部基信 |
調査の実施場所 | 同志社大学赤ちゃん学研究センター |
乳幼児の事故は、家庭内で多く発生しています。そこで家庭内事故防止のために、乳幼児の視点から生活環境を見直してみようと考えました。
乳幼児の実際の視線を測る「視線計測装置」を開発し、乳幼児に焦点を当てたトラッキングシステムを用いて行動を追跡します。
赤ちゃん学研究センターとご自宅で、それぞれ一度調査させていただきます。
センターでは一般家庭のリビングルームを模した部屋で、赤ちゃんに小型カメラ付きのベビーヘルメットを被っていただき、赤ちゃんの目線の映像を記録します。また、実験室の天井カメラから赤ちゃんの行動を録画し、トラッキングシステムにより行動軌跡を追跡します。
ご自宅でも赤ちゃんが過ごすお部屋に小型カメラを設置し、夕方に30分ほど赤ちゃんの様子を保護者の方に撮影していただきます。その際にも赤ちゃんに小型カメラ付きのヘルメットを被っていただき、赤ちゃんの目線の映像を記録させていただきます。
これから調査を重ねてデータを解析し、乳幼児の日常の行動パターンの把握、危険因子の発見につとめ、子育ての現場へ家庭内事故防止のための提案をしていきたいと考えています。
★この調査の研究レポートは『BABLAB No.2』p.48、『BABLAB No.3』p38に掲載されています。