調査期間 | 2022年8月1日 ~ 2024年3月31日 |
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研究期間 | 2022年8月1日 ~ 2024年3月31日 |
調査の対象月齢・年齢 | 生後6・12・18か月の赤ちゃん |
募集時の調査の名称 | 乳幼児期における自己顔と名前の認知発達 |
研究の名称(研究計画書の研究課題名) | 乳児期における自己認知を探る:顔と名前の統合処理が乳児の自己顔認知に与える影響についての検討 |
担当研究者 | 新田博司(精華女子短期大学)、孟憲巍(大阪大学)、嶋田容子 |
調査の実施場所 | 同志社大学赤ちゃん学研究センター |
目的
赤ちゃんは、物や人の名前をどのように学習しているのでしょうか。例えば、動物の名前であれば、実際にその動物を見ながら、その姿と名前の結びつきを学習することができます。一方で、自分の顔と名前の結びつきは特別で、鏡や写真など限られた場面での学習が必要となります。今回の調査では、乳幼児が自分の顔と名前をいつ頃から結びつけて認識しているのか、そして、その認識が母親の声によって成立しているのかどうかを明らかにしたいと考えております。
方法
調査では、はじめにお子さまのお顔の写真撮影、お母さまの音声*1の収録をさせていただきます。その後、お子さまとお母さまには調査動画を見ていただきます。見ていただく動画は、お子さま自身のお顔を含む2つの顔が画面上に提示され、事前に収録した様々な音声が流れる内容となります。この時、お子さまの動画に対する反応や視線運動を視線計測装置*2およびビデオカメラで記録させていただきます。
*1 本研究では、名前の認識において母親の声が影響を与えているかについて検討するため、お母さまが普段お子さまのお名前を呼びかけるときの音声を収録させていただきます。
*2 視線計測装置は、非接触性・非侵襲性の装置ですので、お母さま、お子さまの目に悪影響は一切ございません。