調査期間 | 2024年5月22日 ~ 2025年3月31日 |
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研究期間 | 2024年5月22日 ~ 2025年3月31日 |
調査の対象月齢・年齢 | 5歳、6歳 |
募集時の調査の名称 | ロボットとの長期間にわたる身体的相互作用が、疑似的母子分離時の子の生理的反応に与える影響の検討 |
研究の名称(研究計画書の研究課題名) | ロボットとの長期間にわたる身体的相互作用が、疑似的母子分離時の子の生理的反応に与える影響の検討 |
担当研究者 | 加藤正晴 野澤光 |
調査の実施場所 | 同志社大学赤ちゃん学研究センター |
【研究目的】
近年核家族化が進み、特に社会から孤立しやすい状況が増えています。そこで私たちは、ロボットが親子の関係を支援することができるかを、ストレンジ・シチュエーション法によって検討します。これは保護者さまとお子さまが別々の部屋に入って約3分間だけ離ればなれになることで、お子さまの愛着の性質を知る方法です。私たちは、離ればなれになったときの親子の不安の程度を、心拍のリズムを測定することを通じて検討し、お子さまのそばにロボットがいることが不安の軽減につながるのかを検討します。また、不安を軽減する効果が、お子さまの普段の様子とどのように関わっているか知るために、質問紙調査とインターネットを通じた4回のアンケート調査に答えていただきます。
【方法】
保護者さまとお子さまは、質問紙に答えた後、素肌の上からストラップで胸に携帯式心拍計をつけていただき、おもちゃや人形のある部屋に入っていただきます。その後保護者さまは、お子さまと別々の部屋に移り、3分経ったら、またお子さまのもとに戻っていただきます。また、上記の調査の後、インターネットを通じて8週間で4回のアンケート調査に答えていただきます。アンケートにかかる時間は10分~15分です。