調査期間 | 2023年10月1日 ~ 2024年3月31日 |
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研究期間 | 2023年10月1日 ~ 2026年3月31日 |
調査の対象月齢・年齢 | 4-5歳 |
募集時の調査の名称 | 赤ちゃんの手指運動を促すオブジェクト形状の定量的検討 |
研究の名称(研究計画書の研究課題名) | Baby affordance: 赤ちゃんの手指運動を促すオブジェクト形状の定量的検討 |
担当研究者 | 佐藤大樹(芝浦工業大学) |
調査の実施場所 | 同志社大学赤ちゃん学研究センター |
【研究目的】
手先の器用さと脳の発達には関連があると言われています。そのため、つまむといった精緻な手指運動を促すことは脳の発達にとって重要であると考えました。しかし幼児を対象に、精緻な手指運動中の脳活動を計測した研究は殆どありません.そのため本研究では、幼児が手指を使っているときの脳活動を計測して、手指運動と脳活動の関係について調べます。
【方法】
頭部に光を当てて脳活動信号を計測する,fNIRS(機能的近赤外分光法)という脳機能計測装置を使います。光を照射,検出するプローブが配置されたキャップを被るだけですので、身体に害はなく,特に痛みもありません。調査では、はじめにペグ(小さい棒)をつまんで指定された場所にさす,といったペグボード課題を実施します。その後、fNIRSキャップを被り、ペグを抜き差ししているときの脳活動を計測します。最後に、つまんでいるときの様子をセンサ付きのペグを用いて計測します。また、保護者様には事前に利き手と手指運動についてのアンケートに記入していただきます。