調査期間 | 2019年8月21日 ~ 2020年2月6日 |
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研究期間 | 2019年4月1日 ~ 2020年3月31日 |
調査の対象月齢・年齢 | 9ヶ月・12ヶ月・15ヶ月 |
募集時の調査の名称 | 乳幼児における「音と意味の結びつき」 |
研究の名称(研究計画書の研究課題名) | 乳幼児での音と意味の結びつきの検討 |
担当研究者 | 板垣沙知(同志社大学大学院)・加藤正晴・小林耕太(同志社大学大学院 准教授) |
調査の実施場所 | 同志社大学赤ちゃん学赤ちゃん学研究センター |
目的
ヒトの言語は発達とともに獲得されていきます。中でも、まず音と意味の結びつきを獲得していくと考えられます。この音と意味の結びつきとして私たちの身近にあるものがオノマトペです。では、なぜヒトは同じ言葉を聞いて同じイメージを共有できるのでしょうか。それには言語学習はもちろん欠かせませんが、これまでの研究により言語学習量が少ない乳幼児でも音と意味を結び付けている可能性が示唆されてきました。
そこで、音と意味の結びつきの獲得過程を各月齢に応じて総合的に探ることにしました。言語への触れ方など環境は人それぞれ違いますが、大きな視点で見た時の言語獲得過程の解明に迫れるのではないかと考えています。
方法・計画
さまざまな動きをする図形を見ているときのお子様の視線の動きを「視線計測装置」を用いて記録します。図形を見ている際に音も同時に聞いて頂き、聞こえてくる音によって視線の動きがどう変化するのかを探っていきます。また、映像ではなく実物を見たときのお子様の行動を「ビデオカメラ」を用いて記録します。この際も音を同時に聞いて頂き、聞こえてくる音によって行動がどう変化するのかを探ります。
★この調査の研究成果は、『BABLAB No.4』p.35に掲載されています。