BSCP-002 視聴覚発達データ サンプル
Tobii Studioから出力されたtsvファイル (Tobii T60によって取得された)
1秒間に60回視線の位置が測定されており,各時点での視線の位置が2次元表現されたデータおよび瞳孔径が利用できる。
また,動画データも提供しており,それぞれの参加児の視線行動を動画で確認することもできる。
上の図はマガーク効果を調べたもの。「あ」という音が聞こえている間,口の形が「い」の刺激と「あ」の刺激のどちらを見るのかを調べることができる。視線の位置は赤い円で示されており,画像の場合,口の部分に注目していることが見て取れる。
解析例:
動画は対に提示されているため,子どもがどちらの刺激を長く見ていたのかを分析できる。刺激の中には2つの感覚統合に関連するもの(例えば,口の形 [視覚] と音 [聴覚])もあるため,感覚統合の発達に関する予備的な情報を得ることもできる。