BSCP-005:乳児の音声発達データ

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提供するデータの内容

名称 乳児の音声発達データ
データ媒体 電子
ファイル形式 mp3
サイズ 15GB(883ファイル)
内容 生後2カ月から最長31カ月までの乳幼児が発する音声、及び、母親が乳幼児に語り掛ける状況での相互の音声を録音したデータである。出生後1カ月を待たずに乳児はシンプルな声を発し始め、特に母親はその声に触発されるように音声を返す行動をとり始める。本データで、乳児自身の音声発達過程、又、母親のマザリーズが乳児の月齢変化や発声行動の変化に触発されて変化する状況を聞き取ることができる。
対象者と属性 17人分(乳幼児17人、母親17人)
項目名 性別、月齢、母子の会話音声
研究例や解析方法の例 乳幼児と母親の音声コミュニケーションの中で、それぞれの音声がどのように出現しているか、例えば交互に出現しているか、音声の重なりがあるか、さらに音声特長の変化はどうかなど、縦断的に解析できる。
関連資料
データサンプル、質問紙など
データ提供元における情報の取得経緯 1990年から1992年にかけて、当時の国立大学埼玉大学(現在は国立大学法人埼玉大学)に所属していた志村先生が、人間関係の出発点としての母親のマザリーズと乳児の発声行動の関連を調査する過程で得られた情報。本データは志村先生個人が所有し保管されていたが、当センターの嘱託研究員でもあった志村先生の「貴重なデータであり、当センターで今後の研究に利用してもらいたい」との意向を踏まえ、志村先生より当センターが譲渡を受けた。
データ提供元における個人情報の取扱い 音声は、文科省・厚労省倫理指針が規定する個人情報に該当するが、研究対象そのものであり、赤ちゃん学の研究に不可欠なものであるため、匿名化は行わず、オプトアウト対応による手続きを行った。
ご利用データに追加するにあたっての、事業を行う機関における倫理審査等の経過 同志社大学「人を対象とする研究」に関する倫理審査委員会において審議(受付番号:17070-5)、承認(同大倫乙2018第258号)を受け、学長の許可(2018年10月24日)を受けた。
公開日 2019年2月8日

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