3月11日(土)におかあさん・おとうさんのための赤ちゃん学カフェ『世界を知るための「こころ」と「からだ」』を開催いたしました。
今回のお話は赤ちゃんの感覚・知覚・運動の発達についてお話しいただきました。赤ちゃんは胎児のころから運動を始めており、生まれてから自身で運動することによってさらに知覚が発達することを示した研究を説明してくださいました。また私たちの見ている世界はこころに影響されていることを、いろいろな事例を見せていたきながら、赤ちゃんが成長の過程でこころとからだがどのように関係しながら発達していくのかついてもお話しいただきました。
最後に左右が逆に見える「逆さ眼鏡」を参加者の皆さまにかけていただき、知覚ー運動の協応がうまくできなくなる世界を体験していただきました。逆さ眼鏡をかけて、目の前の物を取るという試みでしたが、今自分には逆に見えているから・・・と考えながら手を伸ばすと取れるには取れるけど、考えてる分時間はかかるし動きもぎこちないなど、参加者の皆さんはいつもと違う感覚に戸惑っている様子でした。
セミナーが終わった後には、おとなしく待っていてくれたお子様たちへのお楽しみとして、めいろ遊びをしました。少しの時間でしたがおとうさん、おかあさんも一緒に楽しく遊んでいただきました。
今回もたくさんの方にご参加いただいて、楽しい時間を過ごすことができました。