この度、孟憲巍先生(元赤ちゃん学研究センター、現在は大阪大学)の論文がCognitive Processingに掲載されました。
【タイトル】Source memory and social exchange in young children
【邦題】:社会的交換における幼児のソースメモリ
【著者】孟憲巍、石井辰典、杉本海里、板倉昭二、渡邊克巳
【掲載誌】Cognitive Processing
【概要】本研究では、5-6歳の幼児の人物記憶、特にソースメモリ(人物がどのような文脈で登場したか)について検討しました。具体的には、幼児にコイン獲得ゲームに参加してもらい、その中で登場する人物の第一印象あるいは表情(笑顔 or 怒り顔)とその後の行為(コインをくれる or 取る)を操作しました。そしてこのゲーム後に、登場人物の顔(ここでは無表情)を呈示し、「この人物はコインをくれた人?取った人?」と尋ねました。その結果、幼児は怒り顔の表情を示した人物の行為をよく記憶していることが示されました。
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