共同研究で利用できる設備・機器

  • ホーム
  •  >  共同研究事業としての「共同研究公募」
  •  >  共同研究で利用できる設備・機器

共同研究で利用できる設備・機器

当センターは以下の施設・設備を所有しており、所定の申請手続きを行うことで利用することができます。
【行動観察室】
・15平米×2部屋、3.5畳の防音室 2部屋 乳幼児や成人を対象とした行動観察室。カーテンで仕切られた開放的なスペース、3.5畳の防音室、家庭のリビングルームを模した部屋の3タイプのスペースがあり、用途に応じて多目的に使うことができる。行動観察をオフラインで行えるように各スペースに記録カメラが付いている。
 
【電磁波シールドボックス】
・W3.7×D2.5×H2.5 m 外部電磁波を遮断/軽減し脳波計測の精度をあげる。また遮音効果もあるため、静音環境での実験にも利用できる。
 
【視線計測装置】
・据え置きタイプ:Tobii社製 X120× 1 ・持ち運びタイプ:Tobii社製 X3× 2 ・持ち運びタイプ:Tobii社製nano× 1 ・眼鏡タイプ:Tobii社製 Glass2× 2乳児の頭部を固定せずに精度良く計測可能である。モニターから流れる視覚刺激や聴覚刺激に応じて、乳幼児がどこを、どのタイミングで見ているのかを計測できる。(1)据え置きタイプ、(2)持ち運びタイプ(超小型含む3台)、(3)眼鏡タイプがある。持ち運びタイプは、ノートパソコンへ取り付けて動作するので、被験者の自宅や保育園、病院などへ持ち運んで調査が可能となっている。眼鏡タイプは2台あるため、コミュニケーション時に相手のどこをみているかを計測することも可能である。
  • (1)据え置きタイプ
  • (2)持ち運びタイプ
  • (3)眼鏡タイプ
 
【脳波計測装置】
・ Inc社製:64ch:Electrical Geodesics× 1 乳幼児ならびに成人の脳波を計測する。頭部の64カ所から脳波を計測できる(64チャネル)。チャネル同士は紐でつながっており、そのため帽子のようにかぶるだけで簡便にセットアップができる。この簡便さは短時間で計測を行わねばならない乳幼児研究には必須である。脳波計測室にはテレビとスピーカーが備え付けてあり、乳幼児や成人の視聴覚時の脳波を計測する。
  • 実験中の画像
 
【生理指標計測装置】
・BIOPAC社製:心拍、発汗 × 1 視聴覚実験中の乳幼児/成人の心電図、筋電図、皮膚電気反応、脈波、呼吸などの生体信号を複合的にパソコンへ記録することができるシステムである。記録した波形はソフトウェア「AcqKnowledge」によって、リアルタイムに波形モニターや、関数や周波数解析などによる信号解析を行うことができる。
  • 発汗データ
 
【ポリグラフ】
・TEAC社製: Polimate× 1 視聴覚実験中や睡眠時の乳幼児/成人の心電図、筋電図、皮膚電気反応、脈波、呼吸などの生体信号を複合的にパソコンへ記録することができるシステムである。
  • (例)生体データ表示画像
 
【ワイヤレス心電計測装置】
・Union tool社製:MyBeat× 1 乳幼児の心拍数をワイヤレスで計測できる。乳幼児の自由行動観察時などでは動きが大きく、ワイヤレスでなければ計測が難しい。特に、コミュニケーション時の行動観察/心拍数計測では必須の備品である。
  • (例)共同研究による乳児の対応時心拍データ
 
【携帯型NIRS脳活動計】
・ダイナセンス社製,Pocket NIRS Duo× 1 乳幼児や成人の脳活動を血流動態から調べ計測を行う。さらに無線で行うことで体動の影響を低減できる。
 
【ハンディ型聴覚検査機器】
・Intercoustics社製,Titan×1 耳音響反射(OAE)等の聴覚検査用機器。乳幼児から成人まで幅広く計測できる。
 
【ワイヤレス脳波計】
・ OpenBCI製 ,Ultracortex Mark IV× 1 実験参加者の体動によるアーチファクトが入りにくいワイヤレス型の脳波計。フレームを自作できるため、乳幼児を対象とした実験に好適。フレームを別形状にして、筋電や心電にも応用可能。


ページ
上部へ