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著者: 嶋田 容子

嶋田 容子 プロフィールへ

夏の終わりに、

  • 投稿日: 2017年09月26日 著者: 嶋田 容子

夏の終わりに、元気で自由な6歳の女子たちと川遊びに出かけました。子どもたちと外へ行くとつい、ほぼ同じテンションで遊んでしまうのですが、「子どもを見てくれてありがとう」とママ友たちも喜んでくれるので、良いことばかりです。今回、一人の女の子と一緒に浅瀬を渡って、向こう岸のちょっとした深みで泳いでいたら、わたしもいくーわたしもー!と大騒ぎに・・・仕方なく「大人役」になって、川渡りのお手伝いをしました。もちろん、希望者全員の手を引いて、泳ぐお手伝いも。そのあとは、7人がスズメのように岩に座って浅い流れに足を浸し「足が流れる~!」と笑ったり、岩の上に腹ばいになって「あったかいねぇ」とほっこりしたり、流れに突き刺さった大きな枝を見て「あれを助けよう!」とあの手この手、一致団結して「救出」したり。

子どもと遊ぶと、こちらもさまざまに期待・緊張感・創造力をかきたてられます。6歳の子にとっては浅い川も大冒険、1,2歳なら普通の滑り台でも大冒険。でも、今できることの一歩先の段階へ、子どもは常に嬉しそうに向かっていきます。そのひとつひとつをこちらは、絶壁に立つような緊張感で見守ります。それでも、嬉々として冒険に向かう子どもの背中ほど、見守りがいのあるものはありません。

子どもの自発性や探求心を支える保育、言うは易しですが、保育園や幼稚園で、1人2人の先生で十数人の子どもたちの冒険を支えるのは、細心の注意を要する本当に大変な仕事だと思います。でも、我が子は言います。「〇〇ちゃん(自分)が自分で考えて遊んでるねんで。先生はいっしょに遊んでるだけやで。」 先生が何を教えてくれた、という発言よりもこの一言に、先生への感謝をあらたにしました。内心どんなに必死でも「いっしょに愉しく遊んでただけ」と子どもたちには思われたいところ。親としても研究者としても、現場の先生に学ぶところは少なくありません・・・何しろ自分はこの川遊びの後に腰を痛めてダウン・・・まだまだです。


自信たっぷりの赤ちゃん

  • 投稿日: 2016年10月25日 著者: 嶋田 容子

友人の赤ちゃんに一ヶ月ぶりに会いに行きました。まだ寝返りを練習中のかわいい女の子で(お母さんはまだかなまだかなと心配なようでしたが),しばらくぶりに見ると,目は力強くなったし,口元はきゅっと結びながら笑みが絶えなくて,いかにも自信たっぷり!の面構えでした。「まだなんにもできないのにねぇ」とお母さんは笑っていましたが。

でも、赤ちゃんは,前より世の中だいぶ分かってきたぞ,と思っているに違いありません。この自信たっぷりの赤ちゃんの笑顔が,私は大好きです。

1歳半になった我が子もまた,1歳半なりの自信に溢れて,毎朝の登園で「あっじに、あっじに(いっちに、いっちに)」と急な階段を登って行きます。途中で知り合いが「がんばるねー」と声をかけてくれた瞬間,口元をニヤッとさせ、登りきったところでみんなを見渡し,満面の笑みでみずから拍手喝采。以後しばらく,それが毎朝の行事になりました。そういえば,立てるようになったころも,立っては笑顔で拍手をしていたものでした。

この、やった!という笑み、エラそうにも見えますが(笑),「できたことが得意」というのとはちょっと違うような気がします。私にはどちらかというと「みんな良かったねえ!(ぼくが階段を登れて!)」という顔に見えるのです。どうやら,自分の達成をみんなも喜ぶ,というような,ゆるぎない自信があるようで。

なにはなくとも,まずはそれを身につけて笑顔で人生をスタートしてくれた,と思うと親として少しほっとします。もちろん,この自信を積み重ねるために,よじ登り,駆けおり,潜り込む・・・のを見守る親のヒヤヒヤは絶えませんが・・・!!


赤ちゃん学研究者の育休復帰

  • 投稿日: 2016年05月31日 著者: 嶋田 容子

二度目の育児休みをほぼ終えて,4月から研究に戻ってきました。

「赤ちゃん研究をしていて実際に子育てもすると,見え方・考え方が変わるでしょう?」と,ときどき訊かれます。以前はなにやら神秘的な存在だった「赤ちゃん」が,どしん,と生活のど真ん中に降りて来てくれたことで,感覚が変わったのは確かです。すごいアイデアが生まれるようになったか!?というと,日々,生活感満載で,そうでもありませんが。

実は,初めての出産の前,ひそかに「自分の赤ちゃんが生まれたら親バカになって,(研究のために)他の赤ちゃんを見たいと思わなくなるのでは・・・!?」と心配していたのです。が,案外,そんなことはありませんでした。自分の子を見ていると,赤ちゃんというものの可愛さのディテールがいろいろと見えてきて,そのおかげで「よその赤ちゃん」の可愛さにもっと目を惹かれるようになり・・・要は,親バカ感情がほかの赤ちゃんへも波及したのです。さらに,自分の子の成長と共に,1歳独特の可愛らしさ,2歳のけなげさ,3歳の面白さ・・・と「可愛い盛り」が年々更新されることに気づき,親バカも発見の入り口,と開き直る日々なのです。研究者としての興味に親バカ感情が加わって,ずっと先へ先へ育っていく子どもたちと「赤ちゃん」がつながって見えてきたことは,これからの研究者としての方向性にも影響しそうな気がします。

さて,たどたどしく生きてきた3歳までとは違って,4歳になった子どもは,もはや親を置いて駆け去って行くことも多くなりました。お気に入りの映画の歌を走りながら熱唱し,「わた~しは~,じゆ~う~よ~,これでいいのぉ~♪」とぴょんぴょん遠ざかっていくその後ろ姿に,ほんとそうやろうねぇとつぶやきながら,この子は今,人生最初のピークを謳歌しているんだなぁ,としみじみ思うのです。何でもできると自信に溢れ,世の中の暗黙のルールには適度に無頓着で。この先は悩みも迷いも出てくるし,この「じゆう」にも多少の陰りが現れそうです。「可愛い盛り」とは言うにはもう,りっぱになりすぎた気もします。赤ちゃんの親兼赤ちゃん研究者は,これから自立していく人の親,兼研究者になれるのか?いやおうなく,親も子どもに育てられていくのかもしれませんね。




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