けいはんなプラザを会場に、「けいはんな赤ちゃん学講座 ~赤ちゃんに大事な3つのこと~」を9月より開催します。
金曜日は赤ちゃんが育つ現場でお仕事にたずさわる方向け(全3回)、
土曜日はパパ・ママなど養育者の方向け(全3回)ですが、プレパパ・プレママも大歓迎です。
ぜひご参加ください。
参加無料・各回 定員(先着)40名
会場:けいはんなプラザ3階 「黄河」
●9月14日(金)18:30〜20:30
「赤ちゃんの”動く”はメッセージ」
講師:赤ちゃん学研究センター センター長、小児科医 小西行郎
●10月19日(金)18:30〜20:30
「赤ちゃんの”食べたい”はどこから?」
講師:滋賀県立大学 教授 上野有理
●11月9日(金)18:30〜20:30
「赤ちゃんの”眠り”と生活リズム」
講師:熊本大学 名誉教授、小児科医 三池輝久
参加には申込が必要です。
詳しくは下記チラシ内容をご確認ください。
参加無料・各回 定員(先着)100名
会場:けいはんなプラザ3階 「ナイル」
☆ベビーカーを座席まで持ち込めて、授乳スペースも完備していますので、赤ちゃんと一緒に参加できます!☆
●9月15日(土)10:00〜11:30
「赤ちゃんが探るおなかの世界、そとの世界」
講師:赤ちゃん学研究センター センター長、小児科医 小西行郎
●10月20日(土)10:00〜11:30
「赤ちゃんといっしょに『いただきます!』」
講師:滋賀県立大学 教授 上野有理
●11月10日(土)10:00〜11:30
「”寝る子は育つ”の深い意味」
講師:熊本大学 名誉教授、小児科医 三池輝久
参加には申込が必要です。
詳しくは下記チラシ内容をご確認ください。
2108年8月5日(日)10時〜11時 第9回「赤ちゃん学カフェ」を開催いたしました。
今回は、前回の赤ちゃん学カフェの参加者様からご要望をいただき、引き続き加藤正晴が担当いたしました。女性の魅力と赤ちゃんの魅力の関係を中心に子育てにおける遺伝と環境、男性と子育てについてお話をし、赤ちゃん連れのご家族やお一人参加の方など44名の皆様が、それぞれに熱心に聞き入ってくださいました。カフェの名の通り、セルフサービスでお好きなお茶を入れていただき、自由な雰囲気で講義を受ける講演会では終始和やかな空気が流れました。
初めて耳にする専門用語に触れていただき、実は身近なことなんだ!として、新たな興味を持ってくださる方がお一人でもいらしたら大変に有難いことです。これからも、どなた様にも、気軽にお茶をしにお越しいただけるよう願っております。
エコチル調査にご参加、ご支援くださっている皆様への調査報告会を兼ねたお楽しみイベント「エコチルフェスタ@木津川」を、今年も加茂文化センターで開催しました。たくさんの方にご来場いただき、劇団カッパ座さんによる人形劇「3びきのこぶた」をご鑑賞いただきました。
木津川市こども宝課の皆さんが魚釣りゲームコーナーをオープンしてくださり大盛況。
いづみ姫もやって来てくれました。
おねえさんの歌と踊りに合わせて、みんな元気いっぱい! そして、「3びきのこぶた」が始まると、会場は静かになり、子どもたちは人形劇の世界に引き込まれているようでした。
空調を調整していただきましたが、ホール内の温度が思うように下がらず、暑い中でのご観覧になりましたこと、お詫び申し上げますとともに、皆様にご協力、ご理解をいただき、無事に終了できましたこと、心からお礼申し上げます。
2018年8月23日(木)15:00-17:00に第12回定期セミナーを開催します。
開催場所は学研都市キャンパス快風館です。
なお、事前予約は必要なく、参加費も無料です。
定期セミナーは、人の発達にかかわる様々な研究者を結びつけ、最新の赤ちゃん学の知見を得ていただき、情報共有の場となることを目指し、2016年度から「文部科学省認定 共同利用・共同研究拠点」の事業の一環として行っています。
今回は、「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」など、アニメーションやミュージカルにもなり読み継がれている「ガンバの冒険シリーズ」の作者で、福音館書店編集者としても長年子どもの本の編集に携わってこられ、現在は幼児教育の現場でも活躍されている斎藤惇夫先生をお迎えして、「子どもの成長と絵本」をテーマに開催いたします。
子どもの成長と絵本
斎藤 惇夫 先生(児童文学作家、元福音館書店責任編集者、現 学校法人麗和幼稚園 園長)
近代絵本の創始者と言われるコールデコットの絵本をのぞき、そして彼の影響を濃厚に受けたポター(ピーターラビットのシリーズ)とブルック(昔話「さんびきのこぶた」「さんびきのくま」)の絵本を垣間見ながら、絵本とは一体何であるか、絵本のテキストとイラストレーションはどうあるべきなのか、子どもたちにとって絵本はどういう存在なのか、それを探ってみたいと思っています。
皆さまのご参加をお待ちしています。
昨年につづき、今年も『赤ちゃん学フェスティバル2018』を開催させていただくこととなりました。このイベントは調査にご協力いただいている方々をはじめ、子育て中のおとうさんやおかあさん、地域の皆様に私たちの研究活動を知っていただき、赤ちゃん学研究センターをより身近に感じていただけることを目的としております。
今回は”子どもの眠り”についての講演を中心に、そのほかいろいろな楽しい企画を予定しておりますので、ご家族やお友達とお誘いあわせのうえご参加いただければ幸いです。詳しくは以下のチラシをご覧ください。
(なおフェスティバル当日、木津川市に気象警報が発令された場合は、皆さまの安全確保のため中止とさせていただきます。中止の場合は9月2日の午前11時にホームページにてご案内いたします。あらかじめご了承ください。)
講師 小西 行郎 赤ちゃん学研究センター長・小児科医
金谷 久美子 京都大学大学院医学研究科・内科医
赤ちゃん学研究センターで調査をすすめているエコチル調査のイベントとして、座談会を開催しました。
初めに「食・遊」について金谷先生からお話を伺いました。ビタミンDは骨の健康にとって欠かせないもので、それは食事からの摂取だけでなく日光を浴びることで得ることもでき、食のみならず外遊びも大切であると教わりました。
次に小西先生からは「寝」について、良い睡眠は子どもの健やかな成長に不可欠で、子どもたちが十分な夜間睡眠を確保できるように、日々の生活を見直してみてほしいとお話されました。また子どもたちのより良い睡眠を支えるためには、社会全体で考えなければならないこと、そのための発信を続けていくと語られました。
その後の質疑応答ではお子さんの睡眠についての悩みや、保育園での午睡についてなど、たくさんの質問がありました。私たちスタッフは日頃の運動不足を解消できるぐらい(笑)子どもたちと一緒に遊ぶことができました。
エコチル調査にご協力くださっている方、興味を持ってお申し込みくださった方、合わせて、大人24名、お子様21名の皆さまにご参加いただきました。ありがとうございました。
6月に開催いたしました第8回赤ちゃん学カフェ「子育てからはじまる科学」の第2弾の開催が決定いたしました。前回ご参加いただいた方はもちろん、今回が初めて、という方もぜひご参加ください。ご応募お待ちしております!
第9回 赤ちゃん学カフェ 『子育てからはじまる科学 その2』
加藤正晴(同志社大学赤ちゃん学研究センター 特任准教授)
日時:8月5日(日)10時~11時
場所:同志社大学赤ちゃん学研究センター
2018年6月19日 第11回定期セミナーを開催しました。
定期セミナーは、人の発達にかかわる様々な研究者を結びつけ、最新の赤ちゃん学の知見を得ていただき、情報共有の場となることを目指し、2016年度から「文部科学省認定 共同利用・共同研究拠点」の事業の一環として行っています。
今年度、最初の定期セミナーは、環境と子どもの発達・健康をキーワードに、平林今日子先生(京都大学 医学研究科 特定助教)、加藤承彦先生(国立成育医療研究センター 社会医学研究部 行動科学研究室 室長)にお話しいただきました。
平林先生には、「カザフスタン・セミパラチンスク核実験場近郊に住む子どもたち」をテーマに、核実験場周辺地域でのフィールドワークを通じて明らかになった「いのち・くらし・こころ」全般にわたる被害の実態と、現代まで続く影響について紹介していただきました。平林先生が現地で行った障がいや疾患を持つ子どもや保護者へのインタビューの内容からは、核実験は過去のものではなく今現在に続いている問題であるということ、現地の親子が様々な想いを抱えていることが伝わり、参加者の皆さまも熱心に耳を傾けられていました。
セミナーの後半は、加藤先生に「社会疫学の観点から見た乳幼児期の子どもの健康と発達~大規模縦断調査の分析からわかること~」をテーマに講演いただきました。
学歴や経済状況などの社会的要因が個人の健康にどのように影響を及ぼすのかを分析する「社会疫学」という学問分野に、加藤先生が関心を持つきっかけとなったアメリカでのエピソードから始まり、子どもの健康や発達と社会的要因との関係性について、様々な調査データとその分析から得られた研究成果、また今進められている研究についてご紹介くださいました。
講演の最後には、様々な立場・分野の参加者から意見・質問が挙がり、大規模縦断調査の重要性や社会疫学の可能性について活発なディスカッションが展開されました。
次回の定期セミナーは2018年8月23日(木)、児童文学作家で現在は幼児教育の現場でも活躍される斎藤惇夫先生をお迎えして、「子どもの成長と絵本」をテーマに開催する予定です。ぜひお越しください。
2018年6月2日(土)10時~11時 第8回「赤ちゃん学カフェ」を開催いたしました。
今回は当センターの研究者である加藤正晴より「子育てからはじまる科学」と題しての講演がありました。男性が家事をやらない都道府県や、男性の育児休暇取得についてのデータの紹介など、自身も2児の父親という立場ならではの男性目線の子育てについての話や、動物の養育行動の話などがあり、参加者の皆さまも熱心に耳を傾けられていました。
当日はお子様とご一緒に参加して下さった方、お一人で参加下さった方など36人の方々に来ていただきました。こちらで準備したマットの上で小さなお子様とお茶を飲みながら、また椅子に座って熱心にメモを取る方などそれぞれのスタイルでご参加いただきました。リラックスして専門的な話を聞けて良かったと、私たちが一番嬉しいご意見もいただきました。
また今回は「里山キャンパス」様より柿の葉茶をご提供いただきました。爽やかな香りでビタミンCも多く含まれており初夏にピッタリでした。ありがとうございました。
なお、続編のご要望を多数いただいたため、8月5日(日)に『第9回赤ちゃん学カフェ』を開催することとなりました。今回ご参加いただいた皆さま、また都合が合わなくて参加できなかった・・・という皆さま、たくさんのご参加お待ちしております!!
エコチルカフェ「お母さん、子どもたちにも伝えたい大切なこと~食・寝・遊」を開催します。
於:同志社大学学研都市キャンパス快風館、赤ちゃん学研究センター
講師:赤ちゃん学研究センター教授・小児科医 小西行郎
京都大学大学院医学研究科・内科医 金谷久美子
同志社大学赤ちゃん学研究センターは、「エコチル調査」http://www.env.go.jp/chemi/ceh/の京都サブユニットセンターとして、2010年から継続して調査を行っています。妊娠中から子どもが13歳になるまで続くこの調査に、現在も多くの方にご協力いただいており、イベントを開催して、参加者の皆様と交流したり、エコチル調査の報告をしたりしています。
今回のエコチルカフェはどなたでもご参加いただける座談会ですので、皆様のお越しをお待ちしています。
エコチルカフェ 座談会のご案内
『お母さん・子どもたちにも伝いたい大切なこと ~食・寝・遊~』
日時: 6月30日(土)11時~12時30分
場所: 同志社大学赤ちゃん学研究センター
2018年6月19日(火)15:00-17:00に第11回定期セミナーを開催します。
開催場所は学研都市キャンパス快風館です。
なお、事前予約は必要なく、参加費も無料です。
今回は、平林今日子先生(京都大学 医学研究科 特定助教)、加藤承彦先生(国立成育医療研究センター 社会医学研究部 行動科学研究室 室長)をお招きし、フロアの皆さんと一緒に考えてみたいと思います。ふるってご参加ください。
カザフスタン・セミパラチンスク核実験場近郊に住む子どもたち
平林今日子先生(京都大学 医学研究科 特定助教)
カザフスタン共和国・セミパラチンスクは、旧ソ連最大の核実験場が存在することで知られる。日本の四国と同等の広さをもつこの実験場では、1949年より1989年までの40年間にわたり400回以上の核実験が行われ、数十万人が被害を受けたとされる。
本報告では、セミパラチンスク核実験場周辺住民が受けた被害の概要を紹介するとともに、実験終了後に生まれた現代に生きる子どもたち(とその保護者)へのインタビューの結果を示し、「核の負の遺産」がどのような影響を与えているかについて検討する。
社会疫学の観点から見た乳幼児期の子どもの健康と発達
~大規模縦断調査の分析からわかること~
加藤承彦先生(国立成育医療研究センター 社会医学研究部 行動科学研究室 室長)
社会疫学は、学歴や経済状況などの社会的要因が人の健康にどのような影響を及ぼすのかを分析する学問分野で、近年、日本でも社会格差の拡大から 徐々に注目を浴びるようになってきている。しかし、乳幼児期の子どもの健康と発達に注目した社会疫学研究はあまり盛んであるとは言えない。今回は、私の研究成果を基に、厚生労働省の21世紀出生児縦断調査などの大規模縦断調査の分析からどのような知見が得られたのかを紹介し、今後、どのような課題に注目していくべきなのかを議論する。
同志社大学学研都市キャンパス快風館、赤ちゃん学研究センターにて「赤ちゃん学カフェ」を開催します。お茶を飲みながら、研究者による子育てにまつわる科学の話に耳を傾けてみませんか。
第8回 赤ちゃん学カフェ
『子育てからはじまる科学』加藤正晴(同志社大学赤ちゃん学研究センター 特任准教授)
日時:2018年6月2日(土)10時~11時
場所:同志社大学赤ちゃん学研究センター
2月3日、寒い日が続いた土曜日、インフルエンザも大流行の中、皆さん来てくださるかな〜と心配していましたが、お父さん、お母さんと一緒に、にこにこ笑顔の赤ちゃん、元気な子どもたちが集まって、いつもどおり、にぎやかに、なごやかに講義が始まりました.
赤ちゃんがどんなふうに世界を見ているのか、何が赤ちゃんの興味をひき、見る力はどのように発達していくのか、これまでの様々な研究を紹介しながら、赤ちゃんの視覚の成立についてお話が進み、その後、実際に視線計測装置を使って二人の赤ちゃんの視線を計測し、赤ちゃんが人の顔のどこに注目しているかを皆さんにお伝えしました。
ティータイムのスペシャルティーは、経済学部の岸基史先生にご持参いただいた「ハブ茶」、まめ科の一年草、エビス草(夷草)の種子を乾燥させ煎ってお茶にしたものです。漢方ではエビス草の種子を「決明子(けつめいし)」と呼ぶそうで、これは「明(めい)を決(ひら)く」、つまり目が良くなるということから名がついたといわれています。
香ばしく口当たりの良いお茶は大人気で、あっという間に用意していただいたポットが空っぽになりました。岸先生、今回のテーマにぴったりのお茶をありがとうございました。
ご参加くださった方より、「未知の世界だった赤ちゃんのことが学べてよかったです。」「実際の研究の映像を見せていただいたのでとてもわかりやすかったです。」と感想をいただきました。これからも「赤ちゃんの不思議な世界」を科学的にそしてわかりやすくお伝えできるように赤ちゃん学カフェを続けていけたらいいなと思います。
日程 2018年2月26日(月) 13:00~17:00
2018年2月27日(火) 10:00~17:00
場所 グランフロント大阪 コングレコンベンションセンター ホールB・C、ルーム3・7・8・9
主催 うめきた2期みどりとイノベーションの融合拠点形成推進協議会
イノベーションストリーム KANSAI 2018
同志社大学展示
「赤ちゃん学研究センター “こころとからだ”の発生・発達メカニズムの解明 」
共同利用・共同研究拠点(文部科学省)
『赤ちゃん学』の“赤ちゃん”は、ひとの始まりを象徴しています。 同志社大学赤ちゃん学研究センターは医学、工学、生物学、心理学、看護学、教育学、霊長類学などの多彩な研究分野を融合させることで、ヒトの発達のメカニズムの解明から心の成り立ちまでを知ろうとする研究を進めています。また研究から得られた知見によってわかってきた赤ちゃん目線を、広く社会に伝えることも大きなミッションとして活動しています。
<ポスタータイトル>
①「子どものための音環境とは -保育園の音の響きと子どもの聴く力―」
②「自閉スペクトラム症の発症メカニズムの解明:理化学研究所発達障害データ多層統合ユニットの挑戦」
③ 「環境省 子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)の概要と同志社大学赤ちゃん学研究センターの取り組み」
④ 「文部科学省認定 共同利用・共同研究拠点 同志社大学赤ちゃん学研究センター」
⑤ 「乳幼児期の睡眠リズムの実態調査とその改善に向けて」
⑥ 「家庭内事故防止のための乳幼児観察法」
⑦ 「赤ちゃん学研究センターでの研究体制」