Doshisha University
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講演会・講習会・イベント

赤ちゃん学カフェ報告(第3回)

  • 開催期間 2017年3月11日 ~ 2017年3月11日
    報告

3月11日(土)におかあさん・おとうさんのための赤ちゃん学カフェ『世界を知るための「こころ」と「からだ」』を開催いたしました。
今回のお話は赤ちゃんの感覚・知覚・運動の発達についてお話しいただきました。赤ちゃんは胎児のころから運動を始めており、生まれてから自身で運動することによってさらに知覚が発達することを示した研究を説明してくださいました。また私たちの見ている世界はこころに影響されていることを、いろいろな事例を見せていたきながら、赤ちゃんが成長の過程でこころとからだがどのように関係しながら発達していくのかついてもお話しいただきました。

最後に左右が逆に見える「逆さ眼鏡」を参加者の皆さまにかけていただき、知覚ー運動の協応がうまくできなくなる世界を体験していただきました。逆さ眼鏡をかけて、目の前の物を取るという試みでしたが、今自分には逆に見えているから・・・と考えながら手を伸ばすと取れるには取れるけど、考えてる分時間はかかるし動きもぎこちないなど、参加者の皆さんはいつもと違う感覚に戸惑っている様子でした。

セミナーが終わった後には、おとなしく待っていてくれたお子様たちへのお楽しみとして、めいろ遊びをしました。少しの時間でしたがおとうさん、おかあさんも一緒に楽しく遊んでいただきました。

今回もたくさんの方にご参加いただいて、楽しい時間を過ごすことができました。




赤ちゃん学カフェのご案内(第3回)

  • 開催期間 2017年3月11日 ~ 2017年3月11日
    イベント

先日行いました、おかあさん・おとうさんのためのサイエンスカフェは好評のうちに終えることができました。ご参加下さったおかあさん・おとうさん、赤ちゃんと小さいお友達のみなさま、まことにありがとうございました。
この度「おかあさん・おとうさんのための赤ちゃん学カフェ」と名前も新たに地域の方との交流を目的とした催しを開催いたします。
日時・場所は3月11日(土)10時〜11時半に同志社大学学研都市キャンパス快風館となります。

赤ちゃん学を出発点に私たちの心について研究者がどんな風に研究をすすめていくのか、サイエンスとはなにか、地域の皆様に「赤ちゃん学研究センター」を知って頂きたいと思っています。皆さんのご参加をお待ちしております。

詳しくは以下のチラシをご覧下さい。


定期セミナーのご案内(第8回)

  • 開催期間 2017年2月20日 ~ 2017年2月20日
    研究会

2017年2月20日(月)18:00ー20:00に第八回定期セミナーを開催します。
開催場所は学研都市キャンパス快風館を予定しています。
なお、事前予約は必要なく、参加費も無料です。

演者は京都府立南山城支援学校の西山剛司教諭と、同志社大学赤ちゃん学研究センターの小西行郎センター長にお話し頂きます。

全一的な子どもの理解と包括的な支援・指導ー特別支援学校教員として子どもたちから学んだことー
西山 剛司(京都府立南山城支援学校 教諭)

 特別支援学校教員として18年間子どもたちと関わる中で学んだことをお話ししたい。それは、特段変わったことではない。子どもを独立した人格を持つ人間として全一的に理解すること。子どもは自ら環境と関わる中で発達していくということ。従って、周りの大人たちも含む環境それ自体が変わっていくことが発達支援の大きな柱であること。また、子ども自らが環境を認知し活用できるように支援すること。それらを前提として、環境を教育目標に沿って組織化すること。それらは、SCERTSモデル*の枠組みの学習と議論の中で次第に整理され、体系だって私に意識されるようになってきた。途上ではあるが、中間報告的にお話をさせていただく。
*SCERTSモデル 自閉症のある児童のための、発達論に基づく学際的・包括的な教育・支援の枠組み。SCは社会コミュニケーション、ERは情動調整、TSは交流型支援を示す。

自閉症スペクトラム障害児を理解する
小西 行郎(同志社大学 赤ちゃん学研究センター センター長)

 急激に増え続ける発達障害、とりわけ自閉症スペクトラム障害(ASD)の子どもたちに対して、医療や教育の場において様々な取り組みが行われている。しかし、その多くが能力を評価し、指導するといったもので、ASDの原因を求めることやASD児の困りごとを理解しようとする見方を欠いているばかりでなく、周囲の人にとって邪魔にならない子にするためにどうしたらいいかを中心に考えられたものが多いように見受ける。だが認知にせよ知覚にせよ、定型発達といわれる子どもたちとは異なる世界に住んでいる子どもたちにとっては、まず自分たちの住んでいる世界を理解してもらうことが重要であり、けっして周囲に適応するように教育されることを求めているわけではない。彼らの困りごとを理解し、2次障害をきたすことなく成長・発達していけるようにするため、我々は何ができるのかについて討論したい。


同志社大学赤ちゃん学研究センターは、今まで様々な研究領域で行われてきたものを融合させ、ヒトの起点である胎児期から乳児期にかけての行動、認知、身体の発達に関する基礎的な原理を明らかにすることによって「ヒト」から「人」へとかわる発達のメカニズムを解明することを目的として設立されました。
2016年度から文部科学省により共同利用・共同研究拠点として認可され、その事業の一つとして定期的にセミナーを開催することにいたしました。このセミナーは、①人の発達にかかわる様々な研究者を結びつけ、②子育てをする養育者の方々、保育・幼稚園の関係者、看護・療育の関係者などに最新の赤ちゃん学の知見を得ていただき現場で利活用いただくことを目指しています。上記関係者の他、ご興味をお持ちの方を含め、多くの方のご参加をお待ちしています。


定期セミナー報告(第7回)

  • 開催期間 1970年1月1日 ~ 1970年1月1日
    報告

志村先生の講演を聴いて

ご講演の中で、ある保育園の一室の様子が映されました。隣室の歌声が壁の向こうからはっきりと聴こえ、その歌を歌い始める子もいるほどでした。これでは大人でも、自分の活動に集中できそうにありません・・・子どもならなおさらです。他にも、音楽ホール並みに反響する保育室あり、声が筒抜けのオープンスペースの保育室あり・・・かなり厳しい音環境の園が少なくないそうです。

「保育園の騒音」問題は社会的に注目されていますが、その中にいる子どもたちの生活について、つまり子どもを包む「音環境」について、気にしている人が少なすぎるような気がします。志村先生は、この問題に早くから注目し、聴覚・建築関係の専門家を巻き込んで調査を重ねられています。「音」も子どもを育む大切な要素。保育の今後のためにとても重要な研究だと感じます。

(嶋田 容子)



定期セミナーのご案内(第7回)

  • 開催期間 2017年1月23日 ~ 2017年1月23日
    研究会

2017年1月23日(月)16:00ー18:00に第七回定期セミナーを開催します。
開催場所は学研都市キャンパス快風館を予定しています。

演者は北陸大学未来創造学部の木谷俊介助教と、同志社大学赤ちゃん学研究センターの志村洋子嘱託研究員(埼玉大学名誉教授)にお話し頂きます。

騒音が聴覚の発達に与えうる影響
木谷 俊介(北陸大学 未来創造学部 助教)

 乳幼児の心身と同様に、感覚器官である聴覚もまた発達途上である。発達途上の段階をどのような環境で過ごすかは乳幼児の心身の成長に重要であることは認識されているが、聴覚においてはほとんど認識されていないようである。乳幼児を取り巻く音環境とその発達への影響については未解明なことがほとんどである。本講演では、乳幼児の聴覚に関して分かっていないことを理解するとともに、乳幼児を取り巻く音環境が乳幼児の聴覚の発達にどのような影響があるのか(もしくは影響がないのか)を考察したい。

乳幼児の音声と保育環境の「騒音」
志村 洋子(同志社大学 赤ちゃん学研究センター 嘱託研究員/埼玉大学名誉教授)

保育園のうるささに端を発した保育所建設反対運動は、園周辺に「防音壁」を建設するという「交通騒音」なみの対応になり、建設予算額も高額に確保されているという。一方、各自治体では、待機児童解消に向け多くの保育所建設用地を探しており、身近なところでいつ、こうした運動が起こらないともいえない現状がある。反対を表明する人たちは、「子どもの声が一日中聞こえてくるのはストレス」であるとして、「うるさい」ことを主な理由に挙げている。では、「子どもの声」がどの程度の音量として近隣に伝搬しているのだろうか。また、なぜ「子どもの声」が反対の中心になるのかは不明である。保育室空間内で保育活動が生み出している「音量」と、実際の音の伝搬がどのようなものか報告する。


同志社大学赤ちゃん学研究センターは、今まで様々な研究領域で行われてきたものを融合させ、ヒトの起点である胎児期から乳児期にかけての行動、認知、身体の発達に関する基礎的な原理を明らかにすることによって「ヒト」から「人」へとかわる発達のメカニズムを解明することを目的として設立されました。
2016年度から文部科学省により共同利用・共同研究拠点として認可され、その事業の一つとして定期的にセミナーを開催することにいたしました。このセミナーは、①人の発達にかかわる様々な研究者を結びつけ、②子育てをする養育者の方々、保育・幼稚園の関係者、看護・療育の関係者などに最新の赤ちゃん学の知見を得ていただき現場で利活用いただくことを目指しています。上記関係者の他、ご興味をお持ちの方を含め、多くの方のご参加をお待ちしています。




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